「現代/現代ファンタジー」を含む小説

　ある人は、ふと机の上に置かれた「しゅき」と書かれたノートに目を奪われた。 　何の変哲もない、他愛のないただの「しゅき」であるにもかかわらず、その人は得体の知れない魅力を見出し…

真夏のある日、花束片手に青年が向かう先は… 掌編置き場です。

谷野栞奈（やのかんな）は当年取って三十九歳。 夕暮れ時もいつものように一人で帰宅の途についていた。が、真っ黒なカラスと共に現れた謎の青年に告げられる。 「あんた、男の霊が憑いてる…

思い、想い、重い、3つのオモイの在り方とは。 思意、想象、重威全てまとめて「オモイ」と読む。 思い考え、想いを抱き行動し、重いは引きずり抱えていく。 君は今どのオモイを抱いて…

【４０万ＰＶありがとうございます！！】 宇宙人、悪魔、妖怪、はたまた世界征服を企む悪の組織及び怪人が跋扈する世界の強さの頂点に君臨するのは―――――――――。 紅羽蓮(あかば…

――俺はどこにもいない異常な高校生。 そううそぶく室星九郎の周りでは世にも奇妙な怪奇現象が日常茶飯事。その原因は彼の周りに集まるバケモノ達。実は彼には生まれ付きバケモノが見えるし…

夜の街をバカ騒ぎしながら歩く四人組。 笑いながら殴り、祈りながら煽り、タフさで受け流し――それでも仲は絶対に崩れない。 狂気も暴力もギャグに変わる、友情コメディ（時々不穏）。 …

幼くして呪いを背負わされた雪田朧介。「お前が死ねば村は救われる」――その呪詛から逃れるため、彼は解呪の旅を続けていた。 その道中で出会った二人の免妖、シヅルとシロク。全国に点在す…

一度滅んだ世界。 生き残った人々は「肆国」と呼ばれる四つの領土に分かれた島で暮らしていた。 だが平穏を許さぬように、未知の怪物〈ネバー〉が人類へと迫る。 立ち向かうのは――特務…

東京で流行する俳句投稿アプリ『蒼き波紋』。 しかし、そのアプリを使う者たちは次々と精神を蝕まれていく――。現代テクノロジーが神話と結びつく瞬間、理性と狂気の境界が崩れ始める。 …

　港町・潮名。海霧聖堂の鐘と、灯台守同盟の白い塔が呼吸を合わせる町で、霧に潜む“紙魚（しみ）”の影が動き出す。 　段取り屋の新人・篤仁、祈りの現場を預かる花蓮、現場指揮の魁晟、水…

愛する彼女と祭りに来ていた高校生の尾上晴也。「鬼面祭」というその祭りは、鬼の銅像が多く立ち並ぶ小さな町で行われた。彼女、二人はＳＮＳで調べた内容を頼りに祭りの醍醐味である儀式を見…

　千年前、戦乱の時代を支配した大悪魔アザゼル。 　幾万の魂を喰らい、神々すら恐れた存在――だが今、長い封印を破り“現世”へと帰還する。 　だが世界は変わっていた。 　魔法文明は…

ふと思いついた物語を載せていきます

西暦2019年、夕暮れの神社で孤独な12歳の少年・十之葉 樹は、舞い散る桜の花びらを眺めていた。そこへ現れたのは、「桜」と名乗る不思議な美少女。彼女は少年をじっと見つめ、初対面な…

【主なあらすじ】 時は令和。この物語のヒロインである寺島京香は、憧れの幕末志士たちの足跡を巡る為、京都へと向かう。そこで、沖田慎一郎と、土方明仁と出逢い、東京から出稽古に来て…

大学入学を機に親元を離れ、格安の"ワケあり物件"でひとり暮らしを始めたゲイの浄聖 光輝（じょうせい こうき）。霊感ゼロで幽霊など信じていなかった彼だが、入居初日の夜ベッドで寝てい…

小学一年生の時、担任の言葉をきっかけに“声を失った”少年・真白。 十年の沈黙を経て声を取り戻した彼は、 今では人々の心を解き放つ《解放師（リベレーター）》として働いている。 あ…

ブラックIT企業で働くシステムエンジニアの田中健司（たなか けんじ）。彼は、社内プロジェクトで誰も見向きもしない地味な「デバッグツール」の開発に時間を費やした結果、「成果を出せな…

　この世界は今を生きる人類たちとは違うあったかも知れない世界のお話。時に悲しみ、時に笑う。そんな人間らしく、人外らしい物語。主人公である‘‘彼ら‘‘はどのような道筋を辿るのか…。…