「ショートショート文学」を含む小説

眠れなくて辛い夜が 息の詰まってしまうような朝が 不意に涙のこぼれ落ちてしまう夕方が 寝たくないと 朝が来るのが怖いと、毎晩 布団の横で泣いていた時 目をつむって、大きく…

2020年、新型コロナウイルス感染拡大と外出制限がかかる世界で、徐々に死んでいったものとは。

五逆：仏語。5種の最も重い罪。一般には、父を殺すこと、母を殺すこと、阿羅漢(あらかん)を殺すこと、僧の和合を破ること、仏身を傷つけることをいい、一つでも犯せば無間地獄(むけんじご…

理由もなく愛したものは、理由もなく去っていく。 もっとも悲しむべきは愛に理由のないことである。

昔の恋人から連絡がきた女。 だからって特に何もない、そんな哀愁を鎧にしてしまった女の話。

定年を迎えた要介護の父が女児向けアニメに熱中する物語です。

大介は小川の向こうの小さなモミジを心配していた

とある変態の日常

近未来の日本。冴えない新聞記者・城崎は、ネタ探し道中に地元の高校生から「地球消しゴム」なる不思議なアイテムを手に入れる。消したい対象物に専用のパッチシールを貼り付け、地球消しゴム…

気ままに、書きたいように書いた短編（掌編）集です。 折々の季節で感じたことを、直感を大切に書いています。

ついに放たれた「内容暴露禁止法」（通称・ネタバレ禁止法）。 ネタバレ禁止の果てに待つのはユートピアか、それともディストピアか？ そんなことよりおやつの話。 ※この作品はブログ【…

ごくごく普通の姉とごくごく普通？の弟によるすてきなすてきな日常。 一話完結で、前編は姉視点、後編は弟視点のお話となっております。 一応、実話をベースにしております。

瑞香は苦手な数学と英語をなんとかする為に、参考書を買った ※部室の匂いの続き

これぞ純恋。

素直になれないのか、素直になりたくないのか。 背中を押してほしいときに「押すなよ」と言ってしまう男の、少年時代の物語。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載…

遥香は薄暗い部屋で休日を過ごしていた

彼女はーー、私はーー、「部屋を出るときいつも」。 今日が4月1日ということと、題材とが揃って、 小説を書きたい日でした。 二つの視点から“部屋”を書いてみました。 ぜひ感想…