主人公は本当に恋人を愛していて、それ故に振り回され、一喜一憂している。特別なことはなにもないはずなのに、主人公の激烈さが痛いほどに伝わってきました。まさに、ぶん殴られたという感じ。ここまで強い「感情」を文字だけで表せるのが狐火さんのすごいところで、そして小説ってやはり面白い、と実感させられる一作。おすすめです。
わたしが大好きな物語です。文が好き。展開が好き。この作品の愛が好き。全部大好きです。
激しくてほんわかしました。
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