「ホラーかミステリーか」を含む小説

　大阪には「なみはや」という潮言葉がある。それは時代の依り代人達が、音を拾い、それぞれの時代に当てて『大阪』を呼んだ言葉の名残であり――それは現代において『浪速、浪華、浪花、難波…

ルチアは電波もろくに届かない田舎に生まれた、珍しく魔力の強い少女だった。 だからといって特別に変わったことはなく、ルチアは普通に平凡に暮らしていた――名門魔法学園への入学が決まる…

謎の語り部で人のトラウマを消し去れる自称している『小生』が語るあくまでフィクションなホラーというかほんのり不気味くらいのお話。 1話読み切りでどこか繋がっているような。 『小生』…

墓じまい後、とある現象に困っていた生田は銀髪の男と出会う。名は是々柊木。仕事は、宿無シ集め。 「墓じまいの時、ちゃんと供養したって？そんな脳天気な事を言ってるのは、生きてる人間…

私はミステリィやオカルト関連の話題が好きである。ところが、身の回りの人は興味がなく語る機会が無い。また、好きな人たちが集まる場所に入っていけるほどの知識があるわけでもないのである…

仕事終わりに居酒屋に寄る佐倉と志野。 そこで話題に出た可愛らしい女の子。 その子に隠された真実とは。

置かれた環境によって、どんなモノも染まりゆく

名ばかりの探偵が、足を踏み入れた事のない隣街で、奇妙な家族に巻き込まれて行く。 その道は、夜歩いてはいけないという…。 川沿いの家と不便な夜の一本道を中心に、街は傷つき、血を流す。

ある山村に生まれつき視力の弱い女、スエが産まれた。女は神通力を持ち、次第に頼られるようになるが、村人の怒りを買い、家族を殺されてしまう。 彼女は呪いの言葉を吐きながら村はずれの柏…

完全に思いつきで初めてしまいました。 シリーズ物になるといいなぁ。 毎日更新目標に、頑張っていきます！

英語教師の白谷クリスタは、老朽化し廃校となった 黒菊源中学校 (こくげんちゅうがっこう) に不可解な形で飛ばされてしまう。この悪夢のような世界に閉じ込められたクリスタは、脱出する…

　平穏を好む主人公、吉田障子は「王子」という自分のあだ名を嫌っていた。旧校舎のヤナギの木の側で一人佇む毎日。好きな人を想う日々。 　だが、平穏は長続きしなかった。吉田障子を「王子…

――ようこそ、玉響《たまゆら》天文台へ。 玉響は「一瞬」や「短い時間」を意味する言葉です。 星辰のようにキラキラと光輝く玉響な物語達を観測できる場所、という願いを込めて名付けまし…

※現在判明している【城夢みさき】さんの情報を書かせていただきます。 名前・城夢みさき 性別・女性（姿と声のみ判断のため、男性の可能性もあり） 所属・個人Vtubarと思われる …

ある六月、雨の中「私」が雨宿りをしようと東屋に入ると、アロハシャツの男も一緒に入ってきた。男は地元で起きている連続殺人について嬉々と話し始める。 ※YouTubeに投稿されたボ…

オリジナルの探偵小説です。実在の出来事や人物が出てきますが、あくまでフィクションです。