「ガラス」を含む小説

カクヨムの猫の日記念企画のために書いた、猫飼った事もない人間の猫エッセイです。

【第一部完結＆21万PV】ベルクロン王国の田舎の伯爵令嬢カタリナは突然婚約者フィリップから手紙で婚約破棄されてしまう。ショックのあまり寝込んだのは母親だけで、カタリナはなぜか手紙…

　『シンデレラ』という話をご存知かな。アニメーション映画にもなった、そう、あれ。 　わたしが“ガラスの靴”を落としてしまうのは、煌びやかな城の階段ではなくて、さらに言えばわたし…

例によって十五年ぐらい前に書いたショートショートです。 その当時の創作仲間に読んでもらったら、一人から「これはありえない」とばっさり斬り捨てられました w。ストーリーが語ろうとし…

突如として抱いた激しい衝動に、僕は自分が抑え切れなくなってしまう。 ──教室の扉を開けたい。 ──ガラスを割りたい。 ──窓から物を投げたい。 でも──それら行動のすべては異…

繊細な人間だった。 まるで、叩くと儚く割れるガラスのような。 ―――境界線、この世の果て。 その向こう側にいる彼女に、手が届かない。 グラスに注がれるは、蕾の朝顔、枯れた光。 …

自傷はつまり自浄だと、思います。少なくとも私にとっては。 それは過去の話しで、美しく死にたいなんていう思いは愚かしいと思えるようになったけれど、その時考えたこと、思ったこと、感じ…

_______終わりのない、終わりの中で悲劇は突如終わりを告げる。 ある晩、一つの家に悲劇が訪れた。 「パリンっ」 鳴り響く高い音 割れたガラス片 あたり一面に広がる血…

人気作品の作者は、その作品の主人公の力を手に入れた想像主《ライター》と呼ばれる存在になり異世界へ転移する。 そんなことが常識となった世界で念願の想像主になり狂喜乱舞する、漫画『ト…

シンデレラの世界にシンデレラとして転生してしまった少女ティティアーナは王子と出会うことになる舞踏会へ行きたくなかったが、童話『シンデレラ』のお話通りに通りに進んでしまう為、仕方な…

1977年当時、現在のようにスマホで誰もが手軽に動画作りが出来なかった時代、８ミリフィルムによる映画を製作するために主人公の大学生、沢田洋子は学内に映画サークルを立ち上げて映画の…

仏蘭西菊洋装店のオーナーは、３人の見目麗しい少女たち。 店の奥には、ガラスのひつぎ。その中で絶世の美少年が眠っている。 失業中かつ重度のペットロス、セルフネグレクトなヒロインは…

ちょっとハードボイルドで危険なスパイ達による、かっこいい（？）大人の恋物語はいかがでしょうか？ 　吉良直美と早瀬良平は、それぞれ、代々、時の政府から表に出せない黒い仕事を請負う…

残念な悪役令嬢×クール系護衛騎士のドタバタ運命逃避行劇！ 魂の誤送信によって学校のクラスごと神に雷を落とされてしまったガラス。 転生先はガチャで決めろ？しかも破滅決定の悪役令嬢？…

祖父が亡くなったお葬式のあと、雨上がりの田舎の浜辺を散策していた少年は、綺麗なガラスの靴を見つけた。強烈な異臭のしたその靴が、奇跡を巻き起こす?

キリスト教徒ではないけれど、僕は幼い頃ここに通うっていることが誇らしかった。綺麗で美しい幼稚園で、僕は美しいものを一杯教えてもらった。その象徴は、毎朝幼稚園に来ると僕たちを見下ろ…

秘密とは、美しいもの。どうしても手に入れたくなるもの。そして儚く、脆いもの…… ミステリアスなクラスメイト、スドウくんが気になる僕は、放課後彼の跡をつけていくが…… 短編賞創…

★ノベルバ・BKコミックス第3回令嬢コンテスト一次通過作品です！★ 治癒力を使い過ぎて意識を失った聖女ユレニアは、長い眠りから覚めて驚いた。 なぜなら、彼女の両隣には裸の美青年が…

詩、または小説。短いので説明は割愛、作中の単語だけ並べておきます。気になるものが1つでもあれば、良ければ手にお取りください。 『金色』『図書館』『夜景』『ミルクティ』『ガラス窓』…

　『この国に暮らす十歳以上の者は、家族・親戚以外と関わる際には仮面を着けなければならない』、そんな古くからの規則がある国の舞踏会で、ガラスの仮面を着けた王子に目を奪われた。この仮…