「短編恋愛 ショートショート」を含む小説

夏の日差しが指し込む、ある日。 僕は、夏野と一緒に、山奥にある神社を探していた。どうやら、彼女によると、その神社にいけば、どんな願い事も叶えてくれるらしいのだが、どうも胡散臭い…

不意に蘇る光景は暗く汚い獣の巣。綺麗なものは住う女とギターだけ。女は今夜もギターを手に人々の愛に訴える。酔いしれる観客の中、怒れる羊の私だけが本当の彼女を知っていた──。

ショートショートを掲載していきます。 どの話から読んでいただいても結構です。 話は全て独立しています。

即興小説トレーニング様（http://sokkyo-shosetsu.com/）のところで書いてみた作品です。 ・お題：きちんとした土 ・制限時間：30分 　＊2015年6月に…

雪が降る中。私は彼女に見られた。

とある男ととある女の、とある朝のひとコマ。 【両親の借金を肩代わりしてもらう条件は日本一可愛い女子高生と一緒に暮らすことでした。】の著作で有名な雨音恵先生から『朝陽で目を醒ます…

短編集。 日常生活に溢れる物をお題に連想したお話を詰め合わせました。 名前も年齢も不確かな、彼ら彼女らの一瞬の煌めきを貴方に。

ウイルスの蔓延により宇治川花火大会が中止されることになった。自重ムードが漂う中、僕の友人の提案でネット上でバーチャルのお祭りをすることになった。みんなで花火を持ち寄ってそしてそれ…

言葉に乗せる想いは… 不穏なタイトル、とよく言われますが恋愛ものなので安心してお読みください(笑)

これは物語の深淵から送る、赤黒く爛れた恋心。 この作品は「小説家になろう」でも投稿されています。

'私たちにもあんな頃があったね' すれ違う初々しいカップルを見て、君が言った。 確かにぼく達は、もうあの頃みたいなときめきはなくなっちゃったね。

新婚カップルのすこしふしぎショートショート。

今日は「あなた」の結婚式だった。 幼い頃からあなたの隣にいたのはわたしのはずだったのに、今日あなたのとなりにいたのはわたしとは別の人……。

半年前、ぼくは君にフラれた。 君はずっと嘘が嫌いだと言っていた。 けれど、ぼくはあのとき君に嘘をついた……。 だから、ぼくは君に謝りに行こうと思うんだ。 　　♢♢ 半…

午前4時、ついに僕らは終わった。 僕は車を走らせながら、君との思い出を振り返る。

むかしは映画や小説みたいに燃えるような恋がしてみたかった あまりそう思わなくなったのはいつからだろう？

引き返せる？ ……ううん、きっと無理。 ※コンテスト応募用にショートショート集から分けました。

全部べつの婚約破棄なので、どこから読んでも大丈夫。 １話１０００字前後。 ざまぁあり、恐怖あり、ほのぼのあり。 現代あり、中世あり、ＳＦあり？ きっとそのときの気分に合った婚約…

彼を想う気持ちと彼に愛想をつかす気持ちが葛藤する女性の心情を描いた。

風が頬を撫でていく。 風に乗って薫ったにおいであなたのことを思い出す……。