「心臓」を含む小説

俺は骨だ。目が覚めたら骨になってしまっていた。肉は無い。心臓も無い。あるのは、骨と、心臓の代わりの紅い石だけだ。 せっかくの第ニの人生だ。楽しむしかねぇ。 これは.......…

あなたにはチャーハンが足りていますか？血清チャーハン量が正常値を大きく下回ると風邪のような症状からうつ病のような状態まで様々な不具合が生じ、日本ではこのチャーハンの不足からくる鬱…

貴女に操られるように、私は己の心臓に銃で穴をあけた。 ぽっかり空いた小さな穴。埋められるのは貴女しかいない。 だから、私は貴女の心臓が欲しい。 とある時代。とある場所で。 これ…

「貴様を迎えに来た」――幼い頃「神隠し」にあった女子高生･美邑の前に突然現れたのは、鬼面の男だった。 「君は鬼になる。もう、決まっていることなんだよ」 切なくも愛しい、あやかし現…

　突然だけど、僕は死んだ。でも後悔はしていない。だって、こんななにもとりえのない僕に役割をくれたんだもの。 　これは、僕の短い人生のほんの一ページ。

不慮の事故によって死亡し、異世界に転生することに！？なにやら器ナシでの転生ということで、何かの生き物に寄生しないと5分で消滅してしまうらしい。消滅する間際、俺は近くにいた死にかけ…

むかし島で暮らしていたときのことを思い出しながら書いたものです(2016年作品)。 文章の構図としては太宰の『懶惰の歌留多』のアルファベット版といったところでしょうか。作品の雰囲…

「天使」と呼ばれる臓器移植用のヒトクローンが当たり前に存在する近未来。 病弱な子供だった「僕」には、１日だけの友達がいた。 初出：2007年？（WEBサイト「いわし雲」） こ…

煙と錆のにおいに満ちた、汚れた世界。公害によって、生まれついて欠損を抱える人々は身体中を機械化することでしか生きられない。 そんな世界に転移した男子高校生･アカリ(燈)と、機械へ…

松田聖子「臓器が当たる宝くじを買ったら、心臓が当たった！」 ※どのジャンルに分類したらいいのか筆者もわからないので、仮にホラーとしておきます。

２０１８年の冬から、２０２０年の春ぐらいまでに書かれた詩で、mixi日記やエブリスタなどでアップしていた物を中心にまとめました。

　視点は基本一人称視点です！ ◎物語のあらすじ 　人間と竜の種族が共存して暮らす星、赤竜神星《あぎと》。 　この星には民主主権を統べる王国が二つ、独立地域が一つ存在する。 …

僕は耳が聞こえない。 僕は一人。 でも、ある日僕には目の見えない友達ができた。

慰安旅行で山奥の温泉宿に一人やって来たＯＬは、村の片隅に奇妙な古びた看板を見つける。 そこに書かれた文字には、ある恐怖の伝説が… お題Ｕターン参加作品です。 短編ホラーです。心…

天の神様、聞いてくださーい！！！ カクヨム四周年記念企画　テーマ【四年に一度】

皇白花は蛆虫の湧いた廃棄弁当が主食の引きこもり二十三歳女性。愛妹からの殺害予告によって、白花の甘すぎる人生計画は突如破壊された！ 殺害予告に呼び寄せられ、白花の心臓を狙う少女淑女…

「お前はダンジョンマスターに選ばれた。」 突然の心臓発作で死んだ俺は異世界のダンジョンマスターとして異世界に呼び出された。この世界のダンジョンマスターは様々な人間に命を狙われる存…

　隕石の落下による町の滅亡で、死亡したはずの天草勇莉は、次の日何故か生きていて、町も健在していた。ただ、変わっていたことがある。それは－－影炎と呼ばれる謎の化物と、それを退治する…

没ネタのゴミ箱。フリー。 1「ヴェールヴェディア前史略」 異世界ファンタジー　魔王と勇者の一代記。（全あらすじ有り） 2「石榴の蠱毒」魔王×悪役王妃の恋愛結婚。（全あらすじ有り）…

死んだ体は消え去った。残ったのは腐った心臓ただ一つ。腐ってしまった心臓は、直径１ｃｍの宝石となり、彼らに不思議な力を与えた。そしてはじまる血まみれの椅子取りゲーム。これはひとりの…