「ちょっと不思議」を含む小説

【カクヨム甲子園テーマ別参加作～扉の向こうは不思議な世界～】 青柳陽、16歳。 白瀬悠月、17歳。 ２人はお隣に住む幼馴染み。親同士も仲が良く、本当の姉弟のようにして育った。 我…

　浅久野命（あさくのまこと）にはヘンテコな呪いがかけられている。 「好き」と言ったら死ぬ呪い。 　それは中学の頃に突如現れた、ピンクのベレー帽に同色のレインコートを着た見知ら…

彼には盗癖があったが、運命的に出会った彼女との平凡な幸せを夢見て、まじめに暮らそうと努力する。ある日、彼女は祖母の形見だというペンダントを彼にみせる。涙型をしたそれは不思議な色に…

ランドセルの中には色々なものが詰まっていた。けれど、どの中身も僕の興味を引かない。ランドセルには毎日、与えられたものが詰め込まれていく。やがて、ランドセルはいらないもので溢れかえ…

8月になったにも関わらず、太陽が出ず気温が上がらない日が長く続いていた。 お盆休みに祖父母の家に来た晴太は、近くの神社でカリンとシロという奇妙な男女に出会う。 どうやら彼らは、長…

僕はドーナッツが大好きだ。僕は家族から離れ、施設に入れられた。でも、家族はつながっている。ドーナッツのように。ドーナッツの上を歩いていれば、いつかは元に戻ることができる。

子供の頃、６本指の男の子がいて、私はその子に憧れていた。何か自分だけの特別なもの。私だけの大切なもの。私はずっとそれが欲しかった。ある日、健康診断で見つかった小さな肝のう胞。それ…

きりんは僕の通う店にいた。彼女の願いは叶えられた。けれど、願いが叶い過ぎた彼女は不安を抱えている。心配しすぎて不眠症のきりんと間もなく寿命を迎える僕、ねずみ。僕らが望むのは、ささ…

都内の大学に通う春野やよいのちょっと不思議でホラーな日常の話。 日常は不穏漂う。

ある日、溢れかえる川の流れに、私は『あれ』を見た―― 小説家になろう様、アルファポリス様、ノベルバ様、エブリスタ様、セルバンテス様でも公開させていただいております。

ある夏の昼時、私はほんの気まぐれで交差点を曲がり―― 田圃の中を通る道を走り始めた。 小説家になろう様、アルファポリス様、ノベルバ様、エブリスタ様、セルバンテス様でも公開…

少年はシャツの襟に縫い付けられた象の刺繍が気に入っていた。少年と象と始終一緒にいた。実際に存在を知らない少年と象だが、彼らは深い友情で結ばれていた。しかし、別れの時は近づいていた…

物憂げな少女が出会ったのは、一本の薔薇。その薔薇から始まる、ちょっと不思議な物語。さあ、心をさらけだして・・・

　我が校にはとてつもなく目立つ有名人がいる。チカ先輩だ。 　見つけようと意識しなくても彼女はみつかる。なぜなら、チカ先輩は全身、蛍光色でコーディネートをキメているからである。 …

雨の日になると、彼女はときどき姿を変える。 ちょっと不思議でふんわり優しい、雨の日にまつわる青春ストーリー。 　*** 飛鳥休暇様が【原案】提供、眞城白歌が【執筆】の合作と…

今日、仕事場でおきた、ちょっと不思議な出来事？

とある少年が見たちょっと不思議な夢のお話。目覚めたら花畑。話しかけてくる３匹の猫。少年は束の間の遊覧飛行を楽しむ。

主人公は食品メーカーで働くOL、趣味はホログラム(=見た目や服を変更できるもの）作り。朝起きたら同居するアンドロイドに挨拶して、仕事に向かう。いつもの日常のはずだったが、ちょっと…

いろんな想いが交差しつつも、今日も素敵なこの街は廻っている。 さてさて、そんな人々たちの暮らしを覗いてみましょうか！ 登場人物 スス 天真爛漫。そして天然。 マキ 知り合い…