「光」を含む小説

コロナ後遺症から線維筋痛症と慢性疲労症候群を発症した百合は教員を目指すが、体がどんどん弱くなり、記憶が保てなくなり、生きることをやめようとしたとき勉強会で先天盲を持つ玲と出会う。…

第二弾に一首だけ。 短歌などは古風な方が好きな人間です。

　取りあえず三首、詠んでみました。

【序文】 　水主軽太は、空を見上げていた。　 　地球と何も変わらない、ただの空。黒くて点々と星があり、たまに雲があるだけの満天の空。 　 　過去の記憶が、喉の骨のように主張してき…

第２回『短歌の秋』投稿作品への応募作品です。

注意！この作品は、第45回横溝正史ミステリー&ホラー大賞応募作品です。応募規定により、あらすじには結末まで記載されております。ダイナミックな内容をそのままお楽しみいただきたい方は…

冴えないフリーターの小野寺工義はバイトに遅れそうになり、いつも使っているら路地を使うと突如何かに襲われ気を失った。 目が覚めると見知らぬ場所で拘束されていた。 するとこの世の物と…

昔のことを回想することがクセな研究者の未由は、自分の研究が上手くいかない事に怒りを覚えていた。祖父のように慕っていた金丸のおじいちゃんが亡くなったと幼馴染の菜々から知らせを受け、…

魔法使いのアガサは、月明かりの雪の日にしか採取できない『月の雫』を採取に出かけた森の湖で、大怪我をした大きな犬？をみつける。月の光を溶かしたような美しい姿に惹かれ、家に連れ帰って…

100年以上続いた2カ国の戦争は終結し和平を迎えた。それから9年、されど与えられた平和は蠱毒に似て、遺されたものは溢れている。 捨てられたものたちの街には神様はいない。利便さを求…

あっさりめの百合

暗闇の中、私は唯一死への光を灯した。 そんな私に再び闇を歩ませてくれたのは、貴女。 一緒に、染まろう。暗い、暗い、漆黒に。 魔法のiらんど『溺愛』（原作：映画館、作画：榎ぽのに…

都内下町・東陽町出身の大蔵 武道(おおくら ぶどう) 日課の早朝荒川ランニング中、突然眩しい光に包まれ姿を消した。 18歳高校3年夏休みの出来事。キングサイズの倍はあるベッドで目…

魔力神秘が世界に露見してから15年━━━ 日本魔術学園に所属し、日々魔術の研究を行っている青年、椎名黎（しいなれい）は、ある日、穏やかに頬を撫でる学園の恵風と、蒼く鮮やかに迸った…

〜XXX文字のショートフレーズ〜 『たったひとりに届けばそれでいい あなたが　幸せでありますように』 そのような願いを込めて… ※「射沙波くんの恋歌」(後半)に…

ゴッドスライム。 それはかつて太陽を飲み込んだ存在。 超新星爆発によって世界各地に散らばったゴッドスライム。その目、鼻、耳、舌、喉、肺、胃、心臓が集まると、ゴッドスライムが完全復…

「付添婦の3ヶ月日記」は、80年代半ばの日本の病院を舞台に、長期入院する女性・彩と毎日訪れる付添婦・美穂との心の交流を描いた3話完結の物語。孤独と退屈な日々を送っていた彩は、最初…

闇を持つ女と光へ導こうとする彼らの物語