「風船」を含む小説

空にあこがれる１匹のドラゴン。 だけど、空を飛べない。 小さい翼がお情けで生えてるだけ。 「空を飛びたい！空を飛びたい！空を飛びたい！空を飛びたい！」 駄々をこねるドラゴ…

幼馴染との別れが迫る中、少年はただ一緒にいられる時間を大切にしようと決心する。 しかし、その時間はあまりにも短く、切なくて、思わず涙をこぼす。 命が尽きるその瞬間まで、彼女は笑顔…

イタズラが大好きなケントくんは、ママやパパをよく困らせています。 せっかく遊園地に遊びに来たのに、妹のキヨカちゃんに合わせるので、ケントくんは不満を溜めこんでいました。 ひとりで…

　星空を見上げるのが好きな少年セイレンは、ある夜、不思議な声に導かれて光る少女ルミナと出会います。彼女は「感情の星」が消えかかっていることを伝えます。それは、すべての人が持つ感情…

風船の街で、進路に苦しむ友紀は黄金色の風船に導かれ、とある男性と出会う。 恋愛ファンタジー。

気がつけば空中を落ちてる最中だった遥香を助けてくれたのは得体の知れない風船。 それを操る彼の正体は仙人だった。 彼の力によって仙人になってしまった遥香は、仙人として生きていくこと…

太平洋戦争末期、硫黄島では日米両軍の死傷者は合計数万人。ほとんどの兵士は戦場がどうなっているかわからないまま死んでいった。 学徒出陣の一兵卒アタルは手榴弾を手にトーチカに立て籠も…

オレは単なる風船屋。 死ぬ運命を変えることはできないし、魔法も使えない。 知人の家にいたら、小学生くらいの男の子が訪ねてきて、知人を「魔法使い」と言う。 男の子には、病気で入…

消えた夏を探す少女のお話。 2024年7月頒布『水風船すくい掌編集　迷い夏、探してます　他二編』収録作品

少し暗めの短い詩です。

都会の喧騒から逃れるように、小さな屋上庭園で音楽を作り続ける青年ルイ。 彼は日常の中に埋もれた「美しい瞬間」を音に変える才能を持っていた。 ある日、市場で偶然耳にした子どもの笑…

君の願いを叶えるためだけに、サーカスは夜に開演する。

ふうせんから手を離した子どもとその親と風船のお話です。

短歌的なもの

「！(滝汗)」「自由な風船猫、気取ったって…魂胆、見え見え！図星でしょ？詐欺師。だから、私が…連れて行くわ？」まさか、拉致られるとは…聞いてねーぞ!?(焦)

料理店で暇つぶしに考え事をする話 自主企画「【三題噺 #82】「銀河」「風」「料理店」」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093085…

青切様主催の自主企画【新作限定_千字以内_一人一作まで】秋の新作短編まつりに参加させていただきました。 ――――――――――――――――――――― 　犬がはしゃいでいる。 …

『詩を書いてみたい』から一部投稿。

　水化病、という病気がある。 　突然体全体が水になり、皮膚は透き通って水風船のようになる、原因不明の病気だ。 　水化病になった、ある女の子のお話。 ※小説家になろうにも同じものを…

病気で入院した母親に会いたくても会えない兄妹。二人の為に父親である隆二はある作戦を思いつき、子供たちと一緒に病院へと向かう。