「植物」を含む小説

※ツギクルブックス様より、2024年11月10日書籍化！ ※書籍化に伴い、『近衛騎士妖精』⇒『近衛兵士妖精』に変わります。ご注意下さい。＾＾； ※日、月の週二回更新予定です。 ※…

かつて、世界は絶望に包まれていた。 穢れたマナ──ヴィルスが世界を蝕み、その呪いを振りまいていたからだ。 ヴィルスは、植物を、動物を、精霊を、そしてヒトをも穢し、魔獣へと変える…

険しい山を越え、あるいは深い森を抜けた先に、その実はあるという。 それを口にした者が得るものは・・・その代償は・・・ 『禁断(ちえ)の実』の伝承を耳にした女戦士ベルシアは、力任…

　霊能者の仕事は、何も除霊ばかりではない。 　最近では死者の霊を呼び出して、生前にネット上で使っていたパスワードを聞き出すなどの地味な仕事が多い。 　そういう仕事は、霊能者協会を…

自分以外、生存者ゼロになった世界で、のんびりサバイバル生活しようと計画していたら エルフ的な美女が、現世界に迷い込んできたことで、異世界からの厄介事に巻き込まれていく物語です。 …

　ああ、爽やかな風を感じる。新緑の、あの深い春の風だ。 　道を散歩した時に気づいた、青々とした木の匂い。 　冬は終わり、夏に近づく。 　力みなぎる植物たちの、その爽やかなエネル…

リアルタイムゲームというゲームが流行ってる世界で、2027年6月、Fused Island【フューズドアイランド】という島でIT株式会社月明かりが主催するゲームが開催された。 参…

紙の日記じゃ続かない、SNSじゃ文字数が少ない。そう思った私はここで、体験したそばから忘れる日常の記録をすることにした。名前は格好よくもあまり気障ったらしくならんほうがいい。そう…

俺は荒野に植わるマンドレイク種、最後の一株。 俺達はどの陣営にも属さず、中立的立場で平和に叫んでいた種族だった。 役に立つから、弱いから、珍しいから、怖いから…。 無数の種族…

　私、立花里香は、ちょっと不思議な能力を持っている植物学者だ。生物化学者とも呼ばれる。植物に夢中すぎて、恋人いない歴＝年齢だ。何も気にしていないが。 　ある日、ガニメデの表面に藻…

高校生の涼太は交通事故で死んでしまったところを優しい神様達に助けられて、異世界に転生させて貰える事になった。 辺境伯家の末っ子のアクシアに転生した彼は色々な人に愛されながら、そこ…

荒牧橙弥。 俺の息子、14歳の彼が死んだのはもう3年前のことだ。6月の雨の夜に飲酒運転していた54歳の男性に跳ねられその場で死亡。運転していた男は逮捕に至るも意識不明の状態で病…

「花咲さんの余命は、あと、一ヶ月かと…、」 えっ……、、、、 「花咲さんの病気は、花咲病という、いわゆる奇病の一種で、もう、花咲さんの場合、もう脳に根が到達しており、あと少しで心…

ある日、地球の文明は崩壊する。 原因となったのは、隕石のように墜落してきた、真っ青な炎に包まれた巨鳥。 唯一生き残った青年・セイタは、青い不死鳥の力により、不老不死になる。 動物…

蒔いた種からはどんな芽が出て、どんな花が咲くんでしょうか。 詩集です。あまり一貫性はありません。 ひとつの根っこでいろんな葉が茂る植物があったって、面白いじゃないですか。 𝕏(…

数ヶ月前に考えたネタでも忘れるんだ、と最近メモの大切さを痛感しております。 忘れられないのが苦痛でした体質。 小説もわざわざ文字にしなくても頭の中に残っていて当然でした。 書かな…

エッセイ集「世界を巡るシーン」の覚書の延長で日常に溢れる樹木や草花については膨大な量なので、こちらでコラム風にまとめることにしました(不定期更新) 経緯についてはエッセイにも書き…

27歳、人見知りの司書・美咲。本の世界に逃げ込むように生きてきた彼女の前に、無口な園芸家・葉月が着任してきた。 手入れの行き届かない図書館の屋上庭園。そこで葉月が育てる月下美人…

西暦2206年。世界中で起きた戦争のせいで、この地球は人が生きていけない環境になってしまった。 文字通り肌を焼く紫外線、目に入れば失明するほどの酸性雨、放射能に異常気象。動物も植…