「恋愛／悲恋」を含む小説

へらへら笑顔で「なるようになるさ」がモットーの異能力者と、曲がったことは大嫌いなお嬢さまらしくないお嬢さま。 これは二人がともにいろんな経験をし、立ち向かい、少しずつ距離を縮めて…

12月の黄昏、記者ジョンはかつて国を救った英雄レイン・ハワードの取材に訪れる。静かに語られたのは、彼が若き日に出会い、深く愛した令嬢アリスとの記憶だった。身分差や戦争、数々の困難…

大災害によって地球は滅亡した。が、どういうわけか「俺」は生き残ってしまった。

大切な人が死んだあとも、どうしても想いは消えてくれなかった。 事故で命を落としたノアは、幽霊となってルイの前に現れる。 かつては利害一致で始まった関係のはずが、心はいつしか惹かれ…

　これは、世界で一番楽しい恋と、世界で一番切ないさよならの物語。 　活気あふれる王都を舞台に、運命は二人を引き合わせる。一人は、どんな物事にも「面白い法則」を見つけ出す、太陽の…

まず、更新が遅くなり、大変申し訳ございませんでした。しかし、小説への思いはガチ！！！なので、どうか読んでくだされば、ありがたい限りです。

嫌いなもの あの時の季節を あの時の感情を あの時の彼女を思い出させるもの

「またね……」また明日、必ず会うと約束する言葉。でも、いつか言えなくなる日がくる言葉。 空と海だけの風景が広がる美術館の広場で出会った、17歳の晴海と16歳の蒼子。出会った瞬間、…

「でもね私、本当は知っているの。貴方は私を愛してなんていないんでしょ？」 ――読心能力者の一ノ瀬は、立てこもり事件の現場に派遣される。犯人の怒号と被害者の恐怖が渦巻く中、たった一…

月下の君―― 死を抱きしめた一夜にだけ咲く、白い花。 拙作140字小説「イチ。ヨン、ゼロ・ノベル」より、「月下美人」を十首連作に。 切なく終わる、怪異との恋歌です。 ◆カクヨ…

妖の蔓延る第二の戦国時代、天下に最も近いと言われた鷹山武士団。 圧倒的カリスマの団長。 真面目な兄貴肌の副団長。 都から逃げ出した姫君。 姫君第一の元従者。 都から派遣された元…

初めて短歌というものを書いてみました。 自分らしいものが書けたんじゃないか、そう思います。 ぜひ一度読んでもらえたら嬉しいです。

プロジェクトチームにヘルプの男の子が入った。 世話の焼ける弟みたいなやつなんだけど、なんだか気になるんだよね。 あれ、もしかしてわたしって彼のこと——

――名前に咲いた花には、誰にも言えない想いがある。 「紫苑」「撫子」「百合」「椿」…… 花の名を持つ少女たちと“僕”が紡いだ、それぞれの恋と別れ、約束と記憶。 花言葉に込められた…

＿＿＿1918年後期、日本は類を見ない好景気に沸いとった。そしてある青年が、1代にして莫大な富を築き上げたんや。せやけどその2年後、1920年に在りえんくらいの恐慌が起こってしも…

浮気ってワードが最近流行っているので、テーマにして書いてみました。

幸せだった頃と今を比べて憂鬱になる「私」。あるとき、大きな決断に迫られる。