「世界の不思議」を含む小説

春。輝かしい未来への一歩を踏み出すはずだった主人公は、敢えなく夢を断たれてしまった。 さらに、自由に異世界を覗く術を持った彼女は、大好きな世界が無くなってしまったことにも気づいて…

父親が話してくれる冒険譚に幼いころから憧れを抱いていた少女。 両親の許可のもと、ようやくその憧れに触れることが出来るようになる。 駆けだし商人として、自分なりの冒険譚を！

かつては神職についていながら神に不適合の烙印を押され力を失ってしまったシハルと神から盗みをはたらこうとして悪霊と化してしまったヴァルダの少し不思議な旅の物語です。 1章が3万文…

　心理学研究科に通いながらも劣等感に苛まれながら将来に悩む２６歳九条兼人。自身とは全く違い優秀な姉にアルバイトの相談に行くと、知り合いのカウンセリングルームを紹介される。しかし、…

突如見た正体不明の少女。見慣れない言語に街。たかが夢、されど夢。2人の少女は、ふたつの世界で何を見るのか。

――箱の中にはたくさんの素敵な世界があったんだ 箱の中は別の世界への入り口だった。 僕にとってこの箱は、不思議で素敵な箱だった。 この中に入れば、いつだって自分の望む世界に行く…

私たちが住む世界とは全く別のところにある、様々な世界の不思議なお話を皆様にお伝えしていく文章群です。 一話完結なので、どのお話からお読みいただいても構いません。 気になったタイト…

　研究室で静かな朝を迎えた博士を待っていたのは、バカバカしいミスで発生した世界の危機だった。 　残り３分間！ 　博士の挑戦が始まる。

やあ！旦那方！ そこの奥方！ どうして通り過ぎちまうんで？ これから一曲始めようってのに！ まあまあ俺は、勝手に弾くんで、 勝手に聞いてりゃ、それでいい。 お代は話が終わった後に…

世界にたった一本しかないと言われる木。 それはとても不思議で恐ろしいものだった…

　神は決断に迫られていた。 　それは、人間たちが建造した、巨大な建造物をどうするかということだ。 　以前も同じような建造物を作っていたが、その時は諸事情があって破壊した。 …

あと三分以内。けど……？

　物語の後半に、“世界の秘密”が潜んでいる。 　その国の民は、五体不満足で生まれてくるのが普通だった。しかし稀に、五体満足で生まれる人間がいた。その者は『奇跡の人間』と呼ばれた…

にんじん、大事。 ＊松任谷由実さんの「不思議な体験」を聴いて浮かんだイメージを短編にしてみました。

セックストイになってしまう男の子の話 彼は、彼女のことで頭がいっぱいで好きでたまらないのに、彼女はもう一週間もメッセージを返してくれない。男の子は彼女に会いに行くも...?? 現…

死後に行くと言われている天国または地獄は、その存在を証明することも否定することも出来ない未知の世界の話なので、このような光景が本当に無いとは誰も証明できないわけですw （当然、物…

初めての投稿です。あまり文章を書くのには慣れていないのでよろしければ感想、改善点等を教えて下さるとありがたいです。

――僕はこの世界が大好きだ。 だから世界をカレイドスコープの中に閉じ込めてみることにした。 世界が大好きなあまり、僕はこの世界のすべてをカレイドスコープの中にいれてみることにし…

父の再婚相手の義母と連れ子である義妹によって散々な扱いをされているエルフリーデ。父が提案してくれた婚約者はなんと、仄かな思いを抱いている幼馴染の令息。昔は仲が良かったものの、今は…

この本は文士（私）が水の気との交感を著述せしものであるが、本の題に有る通りこれは水に住まう者達に限らず鱗が天より落つが如し様々な天地自然の気との交友の記録である。雨の中表われる友…