「短編」を含む小説

童話って、現代風にアレンジしてみるととても破天荒な作品になりますよね。 でもそれが面白い。 そこで私は深夜ハイになったときに思いついた現代アレンジの童話を書いていこうと思い立っ…

末期がんに侵された元やくざの親分・金城銀次は、死の淵で意識を失う。次に目覚めると、関ヶ原合戦の前哨戦である伏見城の籠城戦を控えた若造兵士・銀次になっていた。4万の西軍に対し、わず…

「悪ぃ、やっぱ別れない？」 　その一言で、私は捨てられた。 　五月のゴールデンウィーク、私は人生初の彼氏から一方的な別れを告げられた。 　途方に暮れて逃げ込んだ公園で出会ったのは…

なんてことないどこにでもあるワンシーンのスケッチ。公式自主企画に先駆けて試しに書いてみたもの。

「君を愛することはない。」 ――初夜にそう言い放った夫に理由を聞くと、幼馴染が好きらしい。 　だが、彼女は学生時代何人もの貴族令息を侍らせていた『阿婆擦れ』で彼の両親が許して…

「付き合って、カップルになって――でも結局、結婚しなかったら無駄な時間になるんじゃない？」 「いやいや……実際に結婚したらどうなるかなー、の練習のためにお付き合いしている、って意…

芝刈りの名家に生まれたシバは操作を誤って、エンジン式の手押し芝刈り機に耕される。しかし、その記憶を持ったまま異世界に再び生を受けた。 捨て子として孤児院で育ち、芝刈りのスキルを…

女神から転生特典としてスキル『チートチート賢者に剣聖アイテムボックス剣術アーツ、格闘アーツ、射撃アーツ、食う寝る無効にスキル無効、詠唱破棄に無限生成解雇解雇解雇の節穴眼、鑑定眼の…

「ちょっとセシリア、お前王都で何やってんの？！」 　少年・ユンは伯爵家の使用人としてではなく友人として、思わずそう叫んでしまった。 　＊　＊　＊ 　今年、社交界デビューの為に…

短編処女作　 初カクヨムコンテスト用

会社員の嘉手内（かてない）は厳しい生活の日々の中、突如として命を落としてしまう。気付くと彼は巨大な玉座に腰を据えた神様の前にいた。 神様は彼の生活ぶりを見かねて力の譲渡を提案す…

満月の夜に現れるのは、狼男。 とっても優しい、優れた男・・・でもオオカミ。 事情を話し合うまでに、少し時間が必要だったと思うのです。 お互いが意識しあってること、最初から気づいて…

新村勇人は、野球部の先輩に言われて、丑三つ時に学校にやってきた。 幼馴染の不動真白と一緒に、怪異を探そうとするがーー？

高校一年生の板野瑠香は、幼馴染の末永凛に恋をしている。 いっしょにいられるなら、友達のままでいい。どんな形でもいいから、そばにいたい。そのために、この想いは胸に秘めておこう。 な…

あなたは強迫的空耳「ルー・ジーレ・フーラ」に悩み、医師の「わたし」に相談する。そして医師は保健体育の教科書に記されているビームについて語り、あなたに提案する。数学嫌いのあなたはた…

先輩と"僕"の夏。届きそうで届かない距離のお話 大学の先輩へほのかな恋心を抱く"僕" 先輩といっしょに過ごした初めての、忘れられないない一夏の物語

これは世界を作る何モノかのお話。それは永遠に続く世界を計画し、世界を作り始めた。

大学生の蒼真（そうま）の裏の顔は、日本政府に雇われたホワイトハッカーだった。ある日、自分のクローンAIを名乗る少年がコンタクトを取って来る。 「Plumes bleues du…

男爵令嬢アイリスは15歳の若さで冷徹公爵と噂される男のお飾りの妻になり公爵家の領地に軟禁同然の生活を強いられる事になった。 だがその3年後、冷徹公爵ラファエルに突然王都に呼び出…

北海道の余市は、ウィスキーの香りが漂う町だ。その奥地には、地図にも載らない秘境、伝説の魔界の岬がそびえ立つ。荒波をものともせず、天を突く龍のように威風堂々としたその岬は、霧が晴れ…