「１２００文字」を含む小説

紫陽花のように誇らしくなくて、一等星のようには胸を張れない物語。

そこは、海辺のひなびた駅のホーム。 特急列車と各駅停車が信号待ちをしています。 発車するまでの五分間の物語。 「最後の5分間」 ＜小説×朗読コラボレーション・コンテスト応募作品＞

「もし、あなたが同じ立場なら、どうしますか？　後悔なさらぬようお決めください。うふふ」 5分間で考え、5分間で描き、5分間で推敲いたしました。 もし類似する物語がありましたなら、…

カクヨム甲子園記念の公式企画参加作品。文字数が本当にギリギリです。シャレではありません。本当に1200文字ぴったりです（笑）

　最後の５分間、をテーマに余韻を残そう。 　１２００文字という制約の中で、 　『和綴じ』を久々に聞いた時に、ふと思いついた話。

惑星調査のために出発した『ドレッサー号』は、エンジントラブルのため遭難してしまう。 他のクルーが死んでしまった彼女は、宇宙船が停止するまでの五分間で何を考えるのか。 「Lis…

子猫を助けて死んだ俺は、幽霊となって復活する。 死神曰く、天国に行く直前の五分だけ、僕は自由に行動できるらしい。 家族や友達、恋人の様子を見に行く時間だとか。 さて、俺はどうしよ…

今日は英語のテスト。そして試験終了まで残り五分。 しかし俺の答案は白紙だった。 なぜならさっきまで爆睡してたから。 ――うん、これはもう詰んでるわ。 とは言っても、諦める訳にはい…

超巨大隕石の地球衝突が明らかになり、世界中で混乱が起きた。 そして月日は流れ、今から五分後に、隕石は地球に衝突する。 そんな中、俺の弟はなぜか庭で土いじりをしている。 一体何が目…

高校生になったら、東京へ行ってしまう彼。 新幹線が発車するまでの最後の五分間、私は彼と話をする事になった。 ずっと秘めてたこの思いを、どうやったら伝えられるんだろう。 「Li…

教え、教えられる関係は今日で最後。 二人は何を思い、何を伝えるのか。 「LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーション・コンテスト」のために書…

百合小説イベントに参加するために再掲しました。 １２００文字縛りで書いた掌編です。

そ‘の’いち 『助手が博士にカレーうどん食べさす話』 カレーうどんってめっちゃ染み残りますよね。 ・　約1200文字 そ‘の’に 『ジャパリの図書館』 博士と助手は図鑑を使って…

　母から虐待を受け、祖父母の家で暮らすことになった少年。 　自分に与えられた部屋を改装しながら暮らす居候の女。 　そして隠された上履きを探す振りをしながら裸足で校内を歩き回り、ど…