「行き先は 短編」を含む小説

事故によって未来を失った妹へ、兄は花束を贈る。 ＊＊＊ 板野かもさん主催、第5回 #匿名短編コンテスト・過去VS未来編 の投稿作品です。

健康診断を受けた私は3階から1階へ行くのにエレベーターに飛び乗りました。そのエレベーターどこかおかしい。押しボタンや階数を表示する場所もありません。私しか乗っていないのに、いつの…

行った事のない駅で降りて、行き先を決めずに歩く。 散歩ほど気軽じゃなくて、だけど旅と言うには大袈裟で。 そんな自由気ままなものに、昔からずっと憧れていた。

ある仕事に憧れを抱き届かなかった男のお話。

大学二年になってすぐの、月のない春の夜。 あたし、藤ヶ谷ちえりの目の前に、夜闇の欠片が舞い降りてきた。 漆黒の艶やかな翼を大きく広げて―― 『我が名は堕天使リュカ。今宵、この…

宇都宮凛、前橋瑞穂、水戸彩花。関東女子高校の３人が、秋旅行の行き先を決めることになり…… 栃木・群馬・茨城、旅行先はどこにする？　そして、話は大宮さん・柏さんへの下克上へと… …

平日は新幹線通勤、金曜は夜行列車と、家庭を顧みずに働いてきた安田は、不況のあおりで仕事が減り早く帰れるというのに何故か金曜は時間をつぶして夜行に乗る。そこで出会った名字しか知らな…

会社に行くことが憂鬱なサラリーマンが、踏み入れたのは奇妙な世界。 ショートショートだから、読み終わるのもショートショート。ぴたりと３０００文字。