「精神病」を含む小説

１０代～３０代前半、廃人だった日々。あの時代があったからこそ現在がある。

新世紀初頭に実用化された量子コンピューターが民族の理想的な遺伝子プールを維持するために配偶者の選定を代行し、その影響力が行政権を上回った未来において、恋愛と呼ばれる現象は何度も繰…

　私は殺したけど、殺していない――。 　惑星開発や人工知能、立体投影が進んでいる程度の近未来。常に変化し続ける都市と何も変わらない古都が混じる、比較的豊かで平和な国。覚えのない教…

「男なんて碌な奴は居ない。」 　 　これが、母の口癖でした。

不治の病に侵され、余命もあと一ヶ月に迫った17歳の少女、息吹可憐は、半月前に始めたSNSで多くの人から同情を買い、それに幸福感を覚えていた。 しかし、残りの命が一週間になり、激し…

精神病は複雑で理解しにくいものです。この本は、15歳で精神病を発症し、24歳で統合失調症と診断された私の体験を通じて得た知識を分かりやすく共有します。 自分自身や愛する人を支え…

「人生、生きるだけでも地獄じゃね？」と常に思う著者の備忘録。 自分を、周りを、見つめ直すために、書いています。 ＊＊＊ ７月２９日　小説「大橋緯織の小休止　〜イオリや〜」を開…

若月幸樹は『トロピカル アイランド マサカー』（2021年発売、広真紀名義）に登場した警察庁刑事。南の島で連続殺人鬼に顔を剥ぎ取られますが、今回、探偵としてカムバック。 その若月…

人が、客が、滅多に訪れない文殿。纏屋書店。妖怪を扱い怪異を紡ぐその古書店の扉に手を掛けたのは一人のクレプトマニアの男性。 「知っているか？クレプトマニアって。」 精神病の一つ…

自身が精神病であることに気づかないまま過労死した主人公。縄文時代に赤ちゃんとして爆誕！　村の全員が家族のような社会で生きていけるのか！？（超快適だった）

『不脳』脳内で　暴れるケモノ　飼いならし　普通の暮らし　できたら上出来 ――抑えきれない憎悪が、オレを蝕む。―― 頭の中にある過去に受けた暴力の記憶が暴発。 もう一人のオレが毎日…

精神病患者が書くノンフィクション作品。完全ノンフィクションエッセイ

アイデンティティを見出せず毎日を退屈に過ごす高校２年生の花澤美心はある日移動販売でパンを売る宮原笑実と出会う。 彼女の作るパンに心を動かされ笑実の営む『笑顔のパン屋』でアルバイト…

一日中体がダルい、やる気が出ないなどの問題に対する知識、対処方法。 最初の一歩を踏み出す土台となる知識を簡潔にまとめました。

　帝都、東京。元号は大正となり、次第に異国との戦禍の気配が近づいてきている。東京帝国大学で精神医学を学んでいる俺は、現在私宅監置の資料を取り纏めている。私宅監置とは、江戸頃まで遡…

躁鬱に悩まされた人生を殴り書きしてます。 一人の躁鬱患者として、どのように過ごしてどのような結果を生んだか書いておきます。 これはあまり調子のよくないときに書いたので読みずら…

作者が精神的キツい時に書く作品です。

主人公夏子は長年の夢だったタイムトラベルのツアーに参加する。参加を決めたのは精神病と診断され、希望を見失いかけていたとき思い出した、大学時代に抱いた夢だった。大学時代、一般教養の…

昨年の夏に精神病院に入院していました。当時の日記をもとに、短編小説という形で精神病院内であった出来事を書き綴っていこうと思います。