「架空戦記」を含む小説

潜水母艦として産声を上げ、のちに空母へと改造された「祥鳳」。 開戦直後に竣工した彼女もまた、熾烈な戦いとその運命に翻弄される。 激浪の太平洋、その大海原を駆け抜けた小さな巨艦の奮…

聖歴一〇八年夏。 旧世紀の末、人の世は一度終わりを告げた。蒼天の彼方から襲来した『天使』と呼ばれる有翼生物の群れによって、突如として絶対的支配者の座から蹴落とされたのだ。 いく…

アルファポリス・第11回歴史・時代小説大賞エントリー ６月１日より投票開始 天正年間、戦国の世を疾風の如く駆け抜けた“独眼竜”伊達政宗──。 幼くして右目を失いながらも、東北の…

　平凡な新社会人になろうとしている主人公。彼女が欲しくてマッチングアプリをやってみた！…ら。マッチングしたのは島左近の娘！？そのあと生意気な年下美少女や妹みたいな娘、妖艶な透破や…

若きレファール・シグナートはコルネー王国の新米指揮官として、隣国との国境に近い村セルキーセに派遣されたが、到着早々隣国ナイヴァルの大軍に村が包囲される。 何もないはずの小村にどう…

　『船魄』(せんぱく)とは、軍艦を自らの意のままに操る少女達である。船魄によって操られる艦艇、艦載機の能力は人間のそれを圧倒し、彼女達の前に人間は殲滅されるだけの存在なのだ。19…

正義を語る者は、皆、敗れた。 群雄割拠の時代。山岳の要衝「葛城領」に生まれた若き才将・葛城 斎は、剣ではなく策で世を征く。 敵は五国、信ずるは僅か五人の仲間。 裏切り、謀略、…

西方暦二〇三年。建国から百八十年を数え、無能な皇帝と奸臣佞臣の横行によって腐敗と荒廃の一途を辿るヤンシャー朝カールスバード帝国で、二人の少年がそれぞれの運命に投げ込まれる。 両親…

暉暦の二五〇〇年。文明開化の瓦斯燈は、澱と吐泥の影を産む。昼行燈は夜を行く、姿と名すら知られぬ儘に―― 大正浪漫風の異世界「旭暉帝國」を舞台に、主人公である貴族のぐうたら三男坊…

『煌国』。 それは世界の八割を支配する超大国であり、ただ一人その国の頂点に立つ『皇帝』は、神にも等しい権力を有していた。 時は煌歴三六二年。 栄華を…

今、絶賛放映中のアニメについて語ります。

日露戦争を勝利した日本軍 しかしその後のひとつの判断により史実世界とは全く違う世界になった世界線

雪解け水が流れた春の日、一つの村が滅びた。 斗和田（とわだ）と呼ばれる湖のほとりにあったその村には、湖の化身である竜の真神（まがみ）と人の巫女の間に生まれた四人の兄弟がいた。 …

　1943年、大日本帝国はアメリカとソ連という軍事大国に挟まれ、その圧迫を受けつつあった。 　太平洋の反対側に位置するアメリカ合衆国では、両洋艦隊法に基づく海軍の大拡張計画が実…

第二次世界大戦の架空戦記です。 主人公は零戦のエースパイロット。新海　空。 真珠湾攻撃直前の雲上から始まり、激戦を繰り広げます。 そして戦艦大和を始めとする戦艦同士の艦隊戦、水雷…

天正13年。奥州にて勢力拡大に励む伊達政宗。 だが父輝宗を畠山義継に拉致されてしまう。 父親だろうと何だろうと構わず討てと叫ぶ輝宗。 だが、そこに現れた少年により義継らはあっと…

世界はかつて、八本の“雷の剱”を生み出した── それは神の業ではなく、 人々の祈りと呪いが綴った“意味の兵装”。 そのひと振り、《咲雷（さくいかづち）》が目覚めた日、 王都リリ…

18世紀後半から19世紀ヨーロッパを彷彿とさせる異世界エウロディア大陸。ウィレーツェル連邦は勇者として日本から召喚され、魔皇を討ち、革命を主導したアヴェリス・クルアールが統治する…

世界が“平和”を手に入れたのは、全てを焼き払った後だった。 1936年に始まった第二次世界大戦は、史実とは異なる結末を迎えた。ナチス・ドイツはヨーロッパを制し、ソ連は崩壊。アメリ…

帝政歴786年、水面下で燻っていた火種が諸国家の宣戦布告という形で、顕在化した。戦争の中、アルノルト・ハイクは、多くの死と直面しながらも、己の心に抱いた忠誠心と敬愛を胸に戦う