「愛し子」を含む小説

シリウス公爵令嬢セレーネは、生まれたときから感情を失っていた。そのせいで誰からも不気味がられ、婚約者の王太子には婚約破棄を突きつけられる始末。 女神によってセレーネは『欠けていた…

むかしむかし、氷の精霊と春の精霊が互いに惹かれあうが、触れるものを氷にしてしまう氷の精霊と触れるものを溶かしてしまう春の精霊は、触れあうことができない。 それでも惹かれあうふたり…

王国立アマテラス学園に通うことになった主人公、アシュリーは精霊の愛し子であった。 平穏無事に通いたい主人公のもとに、公爵家令嬢、第一王子など様々な偉い人とかすごい人が話しかけてく…

『女神の愛し子たる人間が苦難に陥った時は、女神が解決策を授けてくださる』 『女神の御名のもとに、民の助けとなる者を遣わそう』 ……そんなわけで、今回も聖女が召喚されたが。 何が…

　少年・ルクスの始まりのある国の闇の実験の話から始まる話から始まり、ルクスは生きる事に興味が無くいつも無茶をして、周りに心配をかけて、いつか本当の意味で人間なり自分のしたい事をす…

　新婚初夜に「君を愛してないし、これからも愛するつもりはない」と言ってしまった公爵。 　彼は今まで、天才、美男子、完璧な貴公子、ポーカーフェイスが似合う氷の公爵などと言われもては…

ティナーリアは精霊に愛される愛し子だ。家族に溺愛され、それ故にほとんどを屋敷で過ごす引きこもりだった。 隣国の王子ウィリアムとの出会いで外の世界に触れていく。ゆっくりと恋心を抱い…

愛されていたと信じたくて あまり救いがある話ではありません 気分を害する恐れもあります それでもよろしければ、どうぞ こちらの作品は小説家になろう様にも投稿しています

ブルーム伯爵家に生まれた、美しい姉のオリヴィアと、愛らしい妹のローレリアに挟まれた、平凡なウィスタリア。魔法の才を見せる長女と三女に対し、なにをさせても平々凡々な次女のウィスタリ…

ヴィオラは花も恥じらう16歳の乙女なのだが、外見は10歳で止まっている。 成長するきっかけは愛する人と共に、花の女神像の前に立ち、愛を誓う事。 妹のパメラはもう最愛の者を見つ…

主人公・勇魚《いさな》はある日、『テルル』と『レア』を名乗る双子に起こされ、謎の氷山の前で目を覚ます。 双子が言うにはここは勇魚が知るのとは別の宇宙、模造された地球の日本であり…

　産まなければよかった！　母親に罵られた幼子は、傷つけられた心と体を抱えて蹲る。 　髪の色を父親から、瞳の色は母親から受け継ぐ世界で、幼子は両親のどちらとも違う色で生まれた。それ…

亡き愛鳥(セキセイインコ)に捧ぐ

　周囲から『変な子』扱いされて、両親からも関心を示されず、『家族』に期待をすることを止めた少女。大学入学前にひとりで帰国し、大切な祖父のお墓参りで登山したら、四つの月の輝く世界へ…

神に愛された国、ミシェル王国。 女神の血筋が残る故に、女神に守られている国。 九死に一生を得た事で、人々に精霊の愛し子として慕われる傲慢な義妹、そして私を虐める義母。 挙句に婚…

聖女は生まれる前から強い加護を持つ存在。 人々に加護を分け与え、神に祈りを捧げる忙しい日々を送っていた。 名ばかりの婚約者に毎朝祈りを捧げるのも仕事の一つだったが、いつものよ…

刺繍をしている中、扉を開け婚約という言葉を吐くのはメイド長…ただでさえ婚約するということだけでも驚いているのにまさかのお相手は冷酷無慈悲と噂のノア・リザール！？ 頭が痛くなる中…

公爵家の嫡子でもあるエルヴィラは婚約者である第三王子の振る舞いに悩まされていた。浮気相手のイザベラにからまれる毎日にうんざりし、どうにか婚約解消できないものかと思っていた。そんな…

私はステファニー・ジュベール。ルコント王国のジュベール侯爵家の一人娘よ。レオナード王太子とは10歳の頃に婚約したの。そこからの王太子妃教育はかなりきつかったけれど、優しいレオナー…

今までお世話になりました」 あぁ、これでやっとこの人たちから解放されるんだ。 「セレス様、行きましょう」 「ありがとう、リリ」 私はセレス・バートレイ。四歳の頃に母親がな…