「動物と自然」を含む小説

スズメが主人公の動物ファンタジーです。スズメの主観で記述しています。 さて、これも実話が織り込んであり基本的にはシリアスなお話。自然界のありのままを映し込んであります。

「雲のしたの世界は、とても恐ろしい場所だ」と、ひとは口をそろえた。 分厚い雲のしたにあるのは、凶暴な獣たちがはびこる＜獣の国＞。 雲のうえで、つつましくも安全に暮らしていた少年…

今日もフィールドに出かけると、思わぬ出来事に遭遇した。 息を潜めてその一部始終を見た私は浄化された。 馬と私シリーズその②

雪園 蓮はある夏の日、運命で死ぬはずの無い時に←（死にそうになりました） 運命の手違いで死ぬ事になってしまいそうになり←（現実は死んだように見せ掛けて助けたらしい） 女神様が…

やわらかい風、強い風。いろんな風が、まちに住むいきものたちのところに種を届ける。

1980年代、それまで山野で暮らしていたキイロスズメバチは、人間の居住区へ住み込み始めた。一方、天敵であったオオスズメバチの住める場所はますます減少していった。 あるスズメバチ事…

　中学生の少女、乾はある日、神域と呼ばれる不思議な街の中で、同い年の一人の少年（蒼）に出会った。それは二人の運命の出会いだった。

二分以内に読めます。 確実です。

きっと僕らは忘れている。 勝手に生み出して勝手に苦しんで。 それが”ない”ことの美しさを。

ファミ通文庫大賞一次通過作品です。 人ならざるもの、あるいは隣人。 それは人の理解を超える能力を持った存在のこと。 人間社会とは離れたところで繁栄をする彼らだったが、近年は活…

【掌編】掌編３作を公開しました 文体は童話テイストですが、大人の読む物語として書いています。 ・ひっそりと影の中で暮らす生き物たち「おやっさん」 ・毎日どこかで必ず降っている雨…

秩父の奥深くで暮らす老人、立花源次郎。ロープウェイが引かれた荒山に登ろうとする彼を、顔なじみの新聞配達員は必死で引き留める。だが、当の本人は話を訊く素振りも見せず、登山道の入口へ…

人間はサーバルキャットに喰われながら思う。 人と動物は分り合えないのか。 人は動物になれないのか。 人間はサーバルキャットに千切られながら思う。 「おいしい？」 「あんまり！」 …

次元の狭間にある一つの世界。そこに紛れ込んだ一人の地球人が地球とは別世界の日常を綴る。また、そこには様々な世界から様々な存在も紛れ込んでくる。多種多様な存在により、地球とは全然、…