異世界転移したけどコレ嫌がらせですか?

西園弘樹

第1話 はじまり

僕は雪園蓮、高校一年生初めての夏、部活で夏休みなのに炎天下の下で暑さに堪えながら、写真部で景色が綺麗な自然溢れる、そう、自然溢れる虫などがウジャウジャ居る森の中で立っていた


「暑い」


雪園は首からカメラをぶら下げ、タオルで額の汗を拭っていた


「おい、蓮遅いぞ」


「すみません」


雪園は写真部部長佐藤拓磨に呼ばれ言葉を述べた


「仕方ないよ、どうせ虫が嫌いで進め無いんでしょう、先に行こ」


写真部副部長篠木静華は蓮が中々来ない事にどうせいつもの事でしょとばかりに言葉を述べた


「まあまあ、仕方ないでしょ嫌いなものは、ゆっくり行きましょう」


写真部二年生の倉野真は部長と副部長を宥めていた


「え~、私も虫は嫌いだけど」


写真部一年生の桜野花怜は怠そうに言葉を述べた


「いや桜野には言われたくないよ」


雪園は桜野向かって言葉を述べた


「え、ひどい!」


「二人とも置いていくぞ!」


部長の佐藤拓磨は遅れている二人に声を掛けた


「今、行きます」


「はーい」


写真部の五人は黙々と先を歩き出した、少し歩いた所に綺麗な川が流れていた、絶好の撮影場所に着いた


「ここが良いな!」


部長の佐藤拓磨は景色を見て笑顔で言葉を述べた、続いて副部長の篠木静華が声を出した


「良いわね!ここにしましょ」


「確かに綺麗な景色だ!」


倉野真も同じように景色を見て言葉を述べた


「うんうん、良いね」


桜野花怜は笑顔で言葉を述べた


「うわ、本当に綺麗だ・・・・・・でも虫が」


雪園は景色を笑顔で言葉を述べたが後半の顔色が悪くなった近くで虫が一匹飛んで居たからだ


「いや、一匹だから」


桜野が雪園にツッコンだ


「まあ、そうだけど」


「それより、皆秋の写真コンクールが有るんだ、虫の事より写真写真」


部長の佐藤が言葉を述べ、皆思う間々に写真を撮る為に散らばり別行動し出した


「さて、撮るか、ん~何撮ろう・・・・・・ん?あれは、良いかも草花か、ん~、どう撮る、そら空か、そうだ!」


雪園は草花を見つけて地面に寝転び空をバックに草花を撮影していた、他の部員も好きな物を各々撮り始めて居た


それから一時間して皆が居た場所に戻り始めた


「みんな!良いのは撮れたか!」


部長の佐藤は暑苦しさを出していた、それを見た副部長以外の3人は部長の暑苦しさに苦笑いしていた


「そうね、そこそこ良いのが撮れたは」


副部長何故か満足気味で言葉を述べた


「そろそろ帰るか、せっかく美味しい山菜が食べれるし」


部長はすぐに別の話に切り替えて言葉を述べた


「山菜て、地味」


副部長は真顔で言葉を述べた


「あー、確かに地味ですが身体に良いみたいですよ」


倉野が続いて言葉を述べた


「え、でも、じじくさいですよ」


桜野は嫌そうな顔をしていた


「良いですね、山菜、僕好きなんですよ」


雪園は部長と同じくテンションが上がっていた


「だよな、よし、戻るか」


部長が声を掛けた事により何だかんだ皆戻る事にした


「しかし家族で来てる人も多いな」


部長は帰り道親子で虫取りをしている所を見ていて言葉を述べた


「子供か、弟が虫好きなのよね」


「あ~、そう言えば前に言ってたな、明日帰りに取って帰るか」


「え、良いの、私もさすがに虫は今は好きじゃあ無いし」


「いいよ、俺が取るから」


「お願い、いや~弟喜ぶわ」


部長と副部長は二人で虫の話をしていた


「まー確かに家族で来てる人多いね、後カップルとリア充、良いな~」


桜野は羨ましそうに人々を見ていた


「いや~私達も端から見たらリア充では」


倉野が桜野に言葉を述べたが、桜野は顔が物凄く嫌そうな顔をしていた


「どこが」


桜野は不機嫌な顔で言葉を述べた


「いや、だって男女五人の高校生のグループだし」


倉野は桜野言葉を述べると桜野は言葉を述べ始めた


「リア充はアレ、私達は写真部の部活でしかも秋のコンクール要の写真撮りに来たのアレは」


桜野は言葉を述べながら、バーベキューをしている人達を指差した、またこちらに振り返り詰め寄り言葉を述べた


「えぇ~、そうかな」


倉野は桜野に詰め寄られたさい、威圧に負けて声が弱く聞こえた


「はは、ドンマイ」


雪園は倉野の肩を叩いた


「えぇ~」


倉野のは肩を落としていた


「オオーーーイ置いてくぞ!」


部長から遅れていた3人は顔を見合わせ皆返事をした


「すぐいきます!」


倉野のはすぐに返事をして歩き出した


「はーい、いきまーす」


桜野も倉野に続き言葉を述べた


「いま・・・・・・わぁ!くるな!」


雪園は近くで虫かごをひっくり返した子供の音に気づき振り向くとカブトムシが雪園目掛けて飛んできた


「どう・・・雪園危ない!後ろ!」


桜野が声に気づき振り替えると雪園は飛んできたカブトムシに驚き道路に飛び出していた


「え」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る