「SF・ミステリー・どんでん返し」を含む小説

ようやく、魔王が処刑される。記者である私は、取材をすることにした。なお、私は変態である。死刑直前のクズにインタビューするのが好きな変態である。自分の死を前にして、魔王様はどんな顔…

賞金十億円を掛けた「ミステリーゲーム『白鳳邸殺人事件』」に招待された「私」は白鳳家長女【姉】白鳳マリアの役割を与えられ、参加者と面々と邂逅を果たしてゆく。白鳳邸執事兼ゲームの審判…

「ごきげんよう」 「ごきげんよう」 にこやかに、朗らかに。互いに笑みを浮かべ、言葉を重ねる少女たち。決して救われることのない夏に囚われた彼女たちは、「私」を憎悪し、「彼女」に溺れ…

どこまでも醜い僕。その僕を囲むどこまでも救いようが無い世界がテーマです。とっても書きやすかったです。アイデアがそこら中にゴロゴロあるので。一番手っ取り早いのが、鏡の前に立つ事です。

　人になりたかったロボットはどんなパンケーキを焼くのか。 　ロボットになりたがった人が焼いたパンケーキはどんな味がするのか。 　一人の男が電子の海に溶け出して還って来なかっ…

僕は記憶がなかった。どうしてここにいるのか、なにもかも。唯一ヒントとなるのは、鳴り響く「音」だけだ。その音に背中を押されるように歩き出す。何かしなければならないと不思議な使命を感…

※注：本作品はテレパシーを題材にしたSF小説ですが、一般的な小説のルールを逸脱した手法で書かれている箇所があります。お読みいただく際は予めご了承ください。 ◯カクヨム金のたまご…

一話完結。 後味の悪い系ホラーです。 一話５～10分程度でサクサク読めます。

とある山裾の町に住む「わたし」は、気が付くと見知らぬ男性にとらわれていた。 男性の住居に連れていかれ、理由も告げられず地下室に監禁される「わたし」。 脱出を試みるも、あえなく失敗…

　空までも覆う壁で囲まれたユーロパの地。そこに暮らす民は、“エイチェス”と呼ばれる害獣に苦しめられ、厳しい生活を送っている。だが、教会は「壁の外側には何も無い」と民衆に教え込み、…