「祭囃子」を含む小説

季節は夏。祭囃子が聞こえるお祭り会場の片隅で、小さな命が消えようとしていた。 弱った子猫に気づいた彼女が差しだした、一切れのパン。そこから猫と彼女の、絆が生まれて行く。 ※…

祭囃子が聞こえる 【https://kakuyomu.jp/works/1177354054886241691】の番外編です。ネタバレがあるので上記の話を読んだうえでお楽しみくだ…

祭囃子の音がする。

夏の終わり。私は、照り付ける太陽の下、墓参りに行くことにした。 お久しぶりです。 書き終わってから、『祭囃子に誘われて』に近い内容だなぁ、と思いました。誰かが死なないと話が…

仕事帰りの午後十一時。 祭囃子に誘われて足を向けると、昔付き合っていた恋人、楓花に会う。 あの日のままの姿の楓花に、これは夢だと理解し、祭りを楽しむ。 しかし、夢ではなくて…

故郷の新茶市を訪れていた「鎌ヶ瀬　偉達《かまがせ　いたち》」は、閉場後に森へ向かう不審な女子高生に気付く。 祭囃子の音に引かれて後を追うと、神社の境内には異様な装いの人々が集って…

夏祭りに行こう、と誘われた私は、その話を断っていた。 けれども。 遠くから聞こえてくる祭囃子。 その音を聞いていると、無性に屋台の焼きそばが食べたくなってきた。 だから、友達には…

異形や亜人が住まう世界、『幻楼(ｹﾞﾝﾛｳ)』。霧に囲まれたこの街は、時折人間を誘い込む。 これは、ある少女が幻楼で見た不思議な祭りのお話。

夏の二夜、静かに催される夏祭り。 奏で手のいない祭囃子。静かなざわめきに満たされた参道。 誰もが無言のまま、今はいないひとたちを迎え、送るための、祭り。 少年はそこで少女に出…

現代、異世界が舞台のお話です。 1話約2000〜6000文字、1タイトル合計1万文字程度まで。 気になるお話からつまみ食いでどうぞ（簡単なあらすじは下記） ※縦組み表示推奨。カク…

幼馴染と会うために出向く夏祭りの話です。 番外編が出ました。主人公の友達目線の話です↓ 提灯、祭囃子の延長に【https://kakuyomu.jp/works/117735…

北海道檜山郡江差町では毎年夏になると町をあげてのお祭りが開かれる。 姥神大神宮渡御祭と呼ばれるその祭の期間には、 日本中から江差出身者とその家族が集まってきて、 普段静かなこの…

　恋人同士になったばかりの獣医学科の大学生、俊介と、英文科の女子大生、彩乃。 奥手な俊介に、彩乃はもどかしい思いを募らせていた。 　そして夏休み、親の旅行中を利用して、俊介は彩乃…