「吐息」を含む小説

短編集ですのでいろいろなお話があります。怖くない話も混ざってます。

　若き竜王ドラグラティア。その智慧は他の竜とは比べ物にならないほどに優れ、その力は並大抵の魔獣では足元にも及ばぬほど強く、その吐息は山の一部を欠けさせるほどの威力を持つという。疑…

一目会ったその日から、花咲く恋もある。 人生理屈じゃどうにもならない事もある。 理性も、常識も、恥も外聞も殴り捨てて、心の赴くままに人を狂わす。 それが一目惚れ。 そして、今ここ…

「自分を大切にしろ」だなんて綺麗事を言うやつ死んじゃえばいいのに。 生温い地獄にずぶずぶと入っていく日常 エリカが″本当の幸せ″を見つけられたらいいな

【異世界に召喚された少女の小さな恋、王立魔法学園でのかけがえのない日々――この世界を愛した少女の思いは形となり、世界中の子供たちの心の中で生き続ける――】 夢かな……。 そう思…

アンデルセンの人魚姫をもう一度読み返してみて、最後に泡から風の精霊に人魚姫の姿が変わる事を知って、人魚姫が新たな道を歩める事が嬉しくて、優しい風が吹いたら、もしかしたら人魚姫の風…

椿の花をモチーフに一本書いてみました。 椿の花言葉は「控えめの優しさ」です。

ちょっと思った事とか・・ アイデアとか・・ 好きな事とか・・ 力を入れずに書いています。

これは夢だ、と気づいた。 集団の最後尾に並んでいた。 何かの集会だと思った。 でも、背後から、ゆっくりと近づいてくる音がする……。 生暖かい吐息が、嗤っている。

芸能界は闇が有ると言われるが、その中でうごめく愛の実態と愛の不確かさに迫る。 【登場人物】 （映画監督）吐息監督　　といきかんとく　 （劇団員）斎藤　愛実　　さいとうめぐみ （…

高校の卒業式の日、俺は付き合っていた彼女に、その全てを打ち明けられた。 ※短編です。 ※上と書いていますが、まだ未定です。

母ソフィアと幼き息子アルデンの二人は故郷を魔族に焼かれる。 通りすがりの馬車で運ばれたのは、故郷とはまるで様相の異なる貧しい村。 村人たちからも歓迎されていない中、運命に翻弄…

この短編集の中に登場する「局長さんのヘルメット66J」は一作にまとめ”サリーとフォリフォー”になりまだ続きます。

デザイナーをしている雨霧　翔平（あめきり　しょうへい）はいつも通り恋人出雲　馨（いずも　かおる）が待つ部屋へと帰ってきた。しかし、いつものお迎えがなく、玄関には見慣れない革靴。嫌…

一人称「僕」と三人称「彼女」の夜の点描。僕も彼女も男かもしれないし、女かもしれない

皆さん今晩わ＾＾ 私は吐息姐さんと呼ばれています。 スナックのママをやってるんですけどね・・ いえいえ女性の方も大歓迎ですよ＾＾ どうぞ楽しんでいって下さいね＾＾

1.臭わぬと　目を引く色で　書かれども　苦き味する　我は虫やむ 2.うすら白む　真夏の雲と　朝露や　一番蝉の　声響きたる 3.深夜4時　車に揺られ　ラジオ聞く　雑なお題に　くっく…

「……おかえり、ア！ナ！タ！」 フラフラと家に戻ってきた俺が聞いたのは、ハチミツみたい甘い女の子の声だった。 視線を前に投げると、そこにいるのは制服すがたで玄関に正座していた可愛…

「はぁ～いっ♡　もっともーっと、気持ちよくなりましょ～ね～っ♪」 　――ああっ、耳やばいぃっ！　吐息に反応するッ！ 　ASMRに反応しまくる自称変態の高二男子・月村つむぎには夢が…