「反戦」を含む小説

🌸戦争　反対🍩　もっか、隣国ソノクニとの紛争まっただなかのコノクニでは徴兵のため深刻な学生不足がつづいていた。そんななか植物生態学研究室に助手としてやってきたのはなんと、やたらと…

その鳥は運ぶのだ。悍ましき未来を。

最近ちょっと様子がおかしい、親友のカイ。 僕は気分転換の旅を計画し、カイと共に旅をする。 そしてサプライズも用意して―― これは、反戦の話。 君は最後の問いに、どう答える？

戦争によって荒廃した文明の調査中、調査員UM11はある重大な事実に気がつく。それは各所に確認される共食いの痕跡。知的生命体としては異常な倫理観に驚愕する調査員だが、その直後、調査…

３月は、介護士の佐々木智樹が担当するデイサービス利用者、 末広大吉さんの誕生月であった。 末広さんは、今年で数え年８８歳を迎える。 デイサービスの午後のリクリエーションには、 お…

子どもは未熟で、命の価値なんてよくわからない。けれどきっと、大人より成熟した、まっすぐな優しさを持っている。 それはきっと、成長とともに忘れてしまう、けれど持ち続けなければなら…

もう、その足で戦地に立つな　＝反戦の願いを込めて＝ 戦争が起きると、生死を定め、失われた命を死者の国へ連れ行く勤めを果たすため、地上に降り立つ「花の乙女」たち。彼女たちはそこで…

過ちを繰り返す生き物は誰であろうと許しはしない。

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、つい衝動で書いてしまいました。感情的になっている部分もありますがお許しください。偉そうに、とか上から目線、とか言われても仕方ないと思っております…

第33回新見南吉童話賞に応募して、見事予選落ちした作品です。ひらがなの単語などを漢字に還元し、大人の方にも読みやすいように書き直してあります。レジーさんのモデルはイギリス人のレジ…

第二次世界大戦後、朝鮮半島の分断ではなく、日本列島の分断があったとしたら。 実際、アメリカは日本の分割統治を考えていた。

昔々ある国の男が書きました。

「あさひが落ちた」。そう聞いて、読者諸氏はどう思われるだろうか。そもそもわれわれにとって「朝」とは何を指すのだろうか。一見キテレツに思える、あさひが落ちるところから始まる、ある少…

生前、誰にも絶対に戦争の話をしなかったというひいおじいちゃん。だけど、一度だけ、僕に戦争の記憶を話してくれたことがある。どうして僕に話してくれたのだろう？ 曾祖父が伝えてくれた…

現在、若者の多くが大学へと進学し、この国の未来を担うべく、勉学に励まれている事だろう。しかし、今の時代に戦争に対して語ってくれる方々が、どれ程生き残っておられるだろう。私も戦争を…

「この小説は、冷戦時代のアメリカを想定しています。 そしてずんぐりした機体の飛行機が積んでいたのは、敵国を一瞬で壊滅できる新兵器、テルマ。それはもちろん核兵器をモチーフにしてい…

処女小説。 アン・ユウリィという田舎少女のストーリー。 ベトナム戦争をモチーフとします。 貧しさと残酷さの中でひたむきに生きる人も、希望と明るさに助けられるお話が書きたい。 展開…

　西暦2234年。あるロボット兵が、核攻撃によって滅びた国家の地下奥深くにあるシェルターで目を覚ます。その眼前には、ロシア製の旧式女性アンドロイドの姿があった。 　その女性型ア…