「#微ホラー #日常」を含む小説

どうやら、俺は『頭のネジ』が外れているらしい

高校生の大津冬花は、両親とうまくいっていない。母親から進路やら成績やらを聞かれる日々。ある日の深夜、母親との口喧嘩で家を飛び出す。そこで彼女の前に現れたのは、一つの真っ黒な鏡だっ…

会社員として毎日仕事に励む梅田清利は変わった恋人と一緒に住んでおり、恋人との楽しい日々を過ごしていた。しかし、その恋人の存在は家族にすら話せない物であり、話したら最後清利の命に関…

平凡な少年──深崎司は変わった日常を求めて日常を過ごしていたなか、麗人こと霧咲皐月と出会う。皐月は司にこう言った。この学校の怪談話を調べないか、と。そのとき、物語の歯車は軋んだ。

夏梅高校オカルト研究部に所属する咲杜姉妹たちは占いを介して目に見えない、人間が知り得る筈のない存在を察知していく。踏み込み過ぎないよう危うい石橋を渡っていく、咲杜姉妹の日常をご覧…

「君、オカ研来ない？」 霊に憑かれた先輩に声をかけられたときから、ずっと目が離せなかった。 この世ならざるモノに好かれやすい破天荒な先輩と、神社の娘である読書好きな同級生と、霊…

自販機の裏、ビルの陰、あるいは橋梁の下――そういう現代の片隅、暗く淀んだ世界の隙間に、魔導師たちは住まう。それは欲望にまみれ人の道を外れた者たち。彼らは己に続く魂を弟子として捕ら…

“蝕の季節”――空は墨を垂らしたように黒く染まり、夜になれば完全な闇の世界を「神」と呼ばれるものが闊歩する。その間、森の民はパートナーと共にヤモリの木に出来たウロで、ただひたすら…

シリーズ統合しました。基本的に「１０万文字前後で一つの巻」みたいな感じで書いていたので Vol. XのXがその区切りになります。順に読んでいって下さっても、読みたいVolを読んで…

都会から随分と離れたとある田舎町。随分と寂しいこの町に祖父母が暮らしているといるだけで連れられて来た「僕」は、ひどく退屈だった。そんなある日、「僕」は公園で「彼女」と出会う。 こ…

日常の片隅に在るかもしれない怪異、非日常。それに触れることは少女にとって吉と出るか、凶と出るか。