「なんだっけなあ」を含む小説

閉鎖的な村のことを因習村と言うんだそうでございます。もしかしたら、私が住んでいるところもそうなのかもしれませんが、いずれにしても、住みにくいところですね。 そんな地域にまつわるお…

　人々を恐怖に陥れる存在や魔族を束ねる王と呼ばれる魔王。そんな魔王に対抗できる力を持つ者を勇者と言う。 　そんな勇者を支える存在の一人として、聖女と呼ばれる者がいた。聖女は、邪な…

「私」という一人称がしっくりこない"私"はなんでしっくりこないのかを探る旅に出ます。

病弱な妹を持つ主人公はある時遠足で見つけたキリンのぬいぐるみを妹にお土産として買って行った。そのことがきっかけで妹はキリンになりたいと話すようになり……。 これはそんなキリンに…

「異世界転生の始まり方って、だいたいトラックと女神がセットだと思うのよ」 そう語るのは一般企業勤務の28歳独身OL、乃衣(ノイ)。彼氏はノンアルビールだと豪語する彼女は、異世界転…

たぬきの「ぽんぽこりん」って擬音は一体なんなのかを考察しています。

羽川明です。 あまり実績で偉そうにするのは良くないのでしょうが、実は私はカクヨムに投稿しているすべての作品がどこからしらでランクインしています。マイナージャンルでは日間1位と2位…

七月七日、七夕の当日。川上と里の二人を中心に企画された七夕会の準備は騒々しく進行していく。

『私』は、中学時代に「なんで小説なんか書いてるんだよ」と同級生に馬鹿にされたが、それに反論する言葉を持ち得なかった。 そして、高校生になると小説を書くことをやめる。 それは、「…

自らの故郷を嫌悪する青年はある日、いじめに遭っている少女と出会う。

長い人生の中で、ふとした時間に自分を思い返す。そんな中で誰しもが感じたことのある思い。 胸の高まりは、いつ何時でも始まり 気がついた時にだけ、その先に進んでいける 些細日常をドキ…

高校2年生の岩田樹は過去に親から虐待を受けていた。そんな樹を守ろうと同級生である松木北斗は彼と一緒に暮らすことに。ある日樹はいつもとは違う夢を見た。樹はその夢を見てとある女の子の…

第一回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部応募作品 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その歌は、めぐり逢わせるあわせ歌 （キャッチコピーのキャッチコピ…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十句連作部門　大学受験をふりかえりました

日々の生活シーンにおいて、「それって如何なものか？」と思う事や所感を日記スタイルで綴っていこうと思います。わたしのさまざまな経験（失敗）談も加えております。

　何よりも、孫娘が大事だった。 　孫娘を突飛ばし、止まらないトラックから身を投げ出して庇った。 　こんなに慌てたのも、走ったのも久しぶりのことで、膝が痛いし、胸が苦しい。 …

人外でもケモノでもなんでもイケメンにすれば好かれると思うなよ の気持ちで書いた。

盗みで生計を立てる銀子。ある日銀子は、金銅と名乗る男の財布を盗んだことから、男に従わざるを得なくなる。 おかしな指示をこなす銀子が見たものとは。 とある少女と男の、金を巡る短編ス…

ヴィリタスの森でのんびりと平和な生活を送るスライムのアルシカ。 ある日、森の奥深くで迷い込んだ騎士を、好奇心で助けることになった。騎士は感謝の意を示しアルシカを人間の街、アルト…

気弱で身体が弱い病弱少女《西条奏》、 勉強も運動でもなんでも出来る天才少女《花咲凛》。 これは天才少女が病弱少女に依存するまでの物語