「恋の話」を含む小説

「－－・－－　・－　－－・－・　・－・－－　－・－－・」 たまたま居合わせたイベント会場で空を仰ぐと、白い煙がお花を描いた。見上げた全員が歓声をあげる。それが自衛隊のイベントと…

高一の冬。二見菫が迷い込んだのは、本能的に人が人を支配する、またはされる欲求を持つ世界だった。 “支配される側”であることを隠すべく、菫はクラスの人気者・相馬くんと主従関係を結ぶ…

ティッシュをねじって顔を描いて、紐で逆さにぶら下げれば出来上がり。 自分の部屋に、さらにはクラスメイトを総動員して教室中に逆さのてるてるぼうずを作りまくる女子高生の恋の話。

燻ぶったまま、決して燃え上がる事なく終わった彼女と15年ぶりに同級会で再会。 僕に謝りたいと言っていた彼女に、あの日、あの時一体何があったのか。

戦場の紅蓮の獅子と呼ばれる女と魔法使いの頂点に立つ男のちぐはぐな恋の話。 （になる予定だったものです。作者は恋愛体験なんぞ皆無です。はい、という事でなんとも中途半端な形で終わって…

友人カップルの竣と茉穂にそれぞれ片思いをしている、有咲と雄太の恋の話。 いつもいつも喧嘩しては別れて、復縁をする。これを何度も繰り返す二人にいつも相談される二人が、なんとか自分を…

　プロポーズした一ヶ月後、彼女は事故でこの世を去った。 　その１２年後、一人の女子中学生と出会う。 　「啓介、会いたかった」 　　その子は僕の婚約者、北島遥としての前世の記…

『私』と『雪』は、いつだって二人でひとつだった。 『彼』が、私達の間に割り込んでくるまでは。 これは、狂気で、一途な、とある恋の話。

当代聖女のリューディアには秘密がある。 それは敵対しているはずの魔女は、実は茶飲み友達だということ。その事実を知るのは聖女の護衛騎士のみ。 聖女と魔女の秘密のお茶会は、年頃の少…

年を経るにつれて、言葉にすることが難しくなっていく。言いたくても言えないの。 大学生時代からの片思いを続け、友達で収まっている彼女の話。 なんだか悲しい恋の話ばかり載せているよ…

15年付き合った彼から突然乗り換えた てきとう女とB型男性との恋愛から 日常のさまざまな関心ごと

友人から見る恋 あらすじ〜〜〜〜〜 自称恋愛感情を持たない男 園崎憂(そのさき・ゆう) そしてある日彼は幼なじみの 松井岬(まつい・みさき) の告白を手伝うよう彼の友人の 青…

ホワイトデーに贈る不器用少女の恋の話。

僕は名古屋の高校に通っていたが、大阪の大学に進学し、その近辺で就職した。ある日の仕事帰り、終電に乗ると高校の同級生を見つけた。僕らはたまに終電で鉢合わせては、おしゃべりをするよう…

彼氏の部屋で帰りを待つ女の子の幻想的なショートストーリー

五歳で両親が失踪、屋敷は消失―――男爵家とは名ばかりの貧乏貴族の娘であるルーヴァベルトは、腕っぷしと性格だけは強い男装女子。 ある日、文字オタクの兄が、貴重な古書と引き換えに…

友達の別れ話。 かわいそうだし、励ましてあげたい！ でも、それと同時に、違う感情も湧いてきてしまうのが人間。 そんな普通のアラサー女子３人のコントです。

内気な中学生川波春花は、同じ美術部の遠藤颯大のことが好き。 けれど、自分の気持ちどころか、「ありがとう」とか、「一緒に帰ろ」すら口にできないでいた。 卒業までに思いを伝えられた…

真面目で委員長の日高由希と、遅刻ばかりで怪我をしていることも少なくない鷹峯弘樹。 正反対の二人は、顔を合わせればいつも喧嘩ばかり。 だが、由希は本当は鷹峯のことが好きで――。