「妖怪」を含む小説

この世界は、見えない理を中心として、あらゆるものが流れ、流転している。 川の水が、その場に留まれないように。 同じ日が、二度は訪れないように。 生と死が、輪廻の下に循環するように…

多くの人の助けになりたいと願う高校生、狭間妖人(はざまようと) 彼はクラスの学級委員に頼まれクラスメイトの川石姫華（かわいしひめか）に水筒を届けることになる。 山へ入る彼女の後を…

＜薄紅色が吹雪となり舞い上がるまで、私は貴方を守り続ける＞ 　時は平安。 　陰陽師と呼ばれる者たちが活躍する時代。 　陰陽連の同士と相まみえることもなく、 　式神を仕え、妖怪…

　妖怪の退治屋を目指している日髙　陽は『人喰いの屋敷』を倒したら退治屋として認めてもらうことになっている。 　そんな中、『百鬼夜行』という喫茶店を見つける。喫茶店には『雪女』や『…

狼頭の俺は、強面イケメン、ちょっと気が短いのが玉に瑕。うっかり三代祟ると言ってしまったら、二代目を婚活させる羽目に。消極的なブスだし、婚活相手は癖ありで前途多難。でも、健気なブス…

4凶の1柱・混沌により生み出されたその世界は、超人や妖怪が跋扈し魔法も科学も同居するまさに混沌の世界となっていた。 そんな混沌の世界においても歴史の流れの必然か、無事に平安時代…

何回も引くのは推奨していません　人生って一度きりなんで

百物語形式の怪談短編集。 話は繋がっておりませんので、気になったタイトルをお読みください。

20XX年、AI（人工知能）は驚異的な進化を遂げた。 進化したAIに人間が依存した結果、世界は人間がAIに従うだけのものとなってしまった。 生まれた人間はAIにより『教育』を施…

文明開化が革新的に進んだ大正初期。 西洋風に整備された街には街灯が灯り、人々は闇を恐れることを忘れ、物怪達は闇に追いやられた。 しかし、彼らの多くは常世に闇を取り戻さんと抵抗した…

　【めぐる季節は呪詛の味〜パティスリーシノノメの事件録】の短編集です。 　本編が進めば、登場人物や、時期の設定の幅も出てくるかと思いますが、本編に未登場の重要な設定や、伏線は出…

　大学四年生の速水うららは内定がひとつも出ない理由が実家による圧力だということに気づき、キレる。 　新古書店チェーン、伊勢屋。その本社、先祖から続く蔵書庫を破壊し尽くし実家と絶縁…

田舎町、風科（かざしな）の森に潜み人を襲う妖怪たち。 高校生の少年・片桐春夏は仲間と共に秘密裏に彼らを退治している。 ある冬の日、いつもの森の調査に出た片桐たちだったが、それは…

狐の妖怪はかつて惹かれた人間の子孫に彼の面影を探す 企画で書いた短編です。小説を書くにあたって利用したサイト様↓ 診断メーカー、https://shindanmaker.com…

　田んぼだらけの田舎に住む少年、征司（まさし）は神主の”じいちゃん”が大好きだった。 　じいちゃんは数多くの人外の話を征司に聞かせてくれた。 　自然に宿る精、山に住まう姫、そ…

人類対妖怪の大戦乱『人妖大戦』から半世紀が過ぎ火倶楽国はすっかり蒸気機関による近代大国となっていた。大陸を支配する火倶楽幕府による妖怪への厳しい弾圧も少しずつであるが緩和されよ…

【とうとう３０万ＰＶ突破しました！！】 【★・♥・ブクマ・感想などお待ちしています！！】 宇宙人、悪魔、妖怪、はたまた世界征服を企む悪の組織及び怪人が跋扈する世界。 そんな世…

自主企画「（まだ）存在しない物語の後日談または番外編」参加作品です。きっと本編は妖怪退治ものだと思います。 ――― 転校初日。わたしはクラスメイトの優奈に「すごい場所があるか…