登場人物紹介 〜前書きに代えて〜

 シリーズものの短編集ではありますが、本編からは独立しており、あくまでも普通の短編小説としても楽しめる内容を目指します。


 そのため、本編未読の方でも理解できるよう、人物や設定の説明は、こちらの登場人物紹介や、作品中でも触れるようにしています。


 もちろん、短編を読んでこの世界の一端を知って頂き、その後本編に行って頂ければ、幸いです。


弥生やよい


 フルネームは、御手洗弥生。

 小樽の観光振興を目的とした、NPO法人の職員。

 霊感体質で、幽霊が見えたり、声が聞こえたりする。

 子供の頃に両親を交通事故で亡くしており、札幌の児童養護施設で育った。

 本編登場時は24歳。


 ショートボブに、小柄な体型。

 顔立ちは童顔で、年相応に見られないのが、ちょっとした悩み。

 コミュニケーションに苦手意識がある。

 アニメや漫画が好き。


 


博臣ひろおみ


 フルネームは、土門博臣。

 パティシエとして働きながら、一方で陰陽師としての顔も持つ。

 また、占い師としても活動している。

 後に北海道小樽市に、自身の店「パティスリーシノノメ」を開く。

 本編登場時は27歳。


 女性が二度見してしまうような、所謂イケメン。

 高身長、肩口まで伸びた癖毛の黒髪。

 サムライのような無骨な雰囲気と、鋭い目つき。それを黒縁の伊達眼鏡で隠している。



音羽おとわ


 見た目は和服姿の、二十代半ばの女性。

 その正体は、博臣の使役する式神であり、妖怪の猫又。

 平安時代から生きている。

 普通サイズの猫になる事もでき、その時の姿は茶白猫。


 くりくりとした目が愛らしい顔立ちで、髪の色はベージュに近い茶色。


良人よしひと ※本編では未登場※


 フルネームは、甲田良人。

 かつて博臣が通っていた、札幌の製菓専門学校で出会った友人。


 とある出来事がきっかけで、博臣と関わるようになる。

 元々オカルトや都市伝説が好きだったので、博臣が陰陽師をやっている事や、音羽の事も、当時からすんなり受け入れていた。


 現在は札幌で、北海道では名の知れた大手の製菓会社で、パティシエとして働いている。


 縦横奥行きが全て幅のある体格。

 博臣以上にチリチリの天然パーマで、愛嬌のある顔立ち。

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