「ようです」を含む小説

『原災』と呼ばれる災害により、世界各国にダンジョンが出現し、魔物が生み出されるようになってしまった現代。 魔物は街中をも闊歩し、人々は避難所へと押しやられてしまった。 一方、異能…

ソレイユ王国の姫リネッタは活発で溌剌とした少女だ。髪を一つに結い上げ、女騎士のような格好をするものだからお姫様らしくないと揶揄されていた。 リネッタは隣国のルナーラ王国との取り決…

月に一度。何故か必ず、陽光(ようこう)という黒髪の少年が橘 雨天(たちばな うてん)の物語を聞く為に様々な手段を弄して博物館の立ち入り禁止区域にやって来る。

誰でもできそうな同じような日常を繰り返す、そんなある日夢を見る、あまりの美しさに、現実よりも夢を頼りに生活をするようになる、夢もやがて終わり…

マジで本気でネタでもなんでもない、ただ他人が覗き込める俺の過ごしている日常の日記。〔一日に複数回記入することも可能。その場合は、編集で追加記入とする。〕 誰が読むの？いえ、誰も…

　バイバイン――安直な名前の奇妙な物売りは、貯金箱を売っていた。それは、とあるルールによって金が増える貯金箱であった。 　偶然か、運命か、バイバインの貯金箱を手にしたそれぞれの三…

人間を魔法少女へと変身させてモンスターと戦わせる謎のゲーム『Ｍ．Ｍ．』――事故死したはずの冠城りょうは、そのゲームに巻き込まれた女子小学生・恋墨ありすの使い魔として生まれ変わって…

お金がない。 時間がない。 身体はへろへろ。 気が付いたら歳だけとっていく。 幸せってなんだ？ どーやったら、人並みになれるんだろう。 自己啓発もパワースポット巡りも、スピリチュ…

　赤子の時に実の両親に捨てられ、ゼド・クロスネフは生き甲斐を見出せずにただ徒に時を過ごしていた。そして、そのまま軍人として、愛銃と共に朽ちるだけだと思っていた。 　だが、偶然基地…

ネットで出会い、友達となった紗夜と祐基。 住んでいるとこが近い事もあり、オフ会をきっかけにとても仲良くなった。 ネットのみでのやり取り自体、2年ほどあった2人は、初対面の時でも昔…

ある夏休みの一日に起きたことであった。夏休み中で、テンションMAXの学生を地獄へと呼び戻す＜全校生徒登校日＞。その設定された日に、真面目に（悪態付き）登校した主人公「」。いつもの…

水もしたたるいい声をした誰かが、あなたを呼んでいる。 心地よく響く低音ボイスが艷やかなお姉さんの声だ。 「」 「フッ……安心しな。お前が眠るときは必ず、私が抱きしめてやるぜ…

人々が二つの目と違うもう一つの目、第三の目と呼ばれるものを突如として目覚めさせた世界。第三の目を開眼させたは、様々な力が使えるようになっていた。そんな異能の力が当たり前になった世…

　ここはどこだ。青い塊を見上げて呟く言葉は、いつも同じだった。いつからここに、いつまでここに。答える声はない。ただ、青い物体は決まって顔をのぞかせるし、決まって沈んでしまう。 　…

物語を考えるようになって変わったこと、気づいたことなど書いていこうと思います。 読みやすい文章の練習も兼ねてます。

こころは、心臓でも脳でもなく「言葉」にあると思うのです。初めて先生から聞いたとき、なんて綺麗なことを言うのだと思いました。私たちそのものとも言える「言葉」を、僭越ながら自分の好く…

投げ銭機能がない時代、俺は彼女に食料を贈った。 彼女は絹川コン、今や登録者数５０万人越えの貧困系Vtuberである。 当時の貧困ネタは冗談だと思っていたが、ガチのようだった。 何…

「嫁はいらんと言っただろう。つまみ出せ！」。女王の命令で王弟グレアムに嫁いだアレクシアは、彼の暮らすコードウェルに到着して早々、グレアムから厳しい言葉を浴びせられてしまう。 生家…

＜60話からは毎月第一、第三金曜日の12:00更新になります＞ 　ある日セラは父親から呼び出され、自分が別の国の公爵家へ嫁ぐことになったと知らされる。 　跳ねっ返りで自分の国の…