「#昆虫」を含む小説

超短編現代ホラー 【あらすじ】 暗闇の中で男が蹲っている。背中を丸め、何かを待っている。その姿はまるで土の中から這い出てきた蝉の幼虫が羽化を待つ様に似ていた――。 ※自主企画「…

虫屋の彼氏のせいでだんだんと自分も虫屋になっていく女の子の話。赤ラベルって憧れですよね。 （虫屋からの「こんな彼女いねーよ！」等の批判は受け付けておりません）

誠心誠意打ち込んで作ったゲームアプリ、インセクタイセンの終了が決まり、ついでに開発会社の倒産も決まり、失意のうちにやけ酒を煽る主人公。インセクタイセンに美少女の皮をかぶせたもろパ…

箱庭。 それは、およそ二百年前から貴族の間で人気の美術品だった。 はじまりは、小さなガラスケースの中で植物を育てたり、そこに蝶などの小さな昆虫を加えたものだった。しかしその箱庭の…

東京・練馬区。 住宅街のド真ん中の公園に 大きな池がある。 さまざまな鳥や昆虫や魚がいて 23区とは思えないほどの 「自然」に触れることもできる。 しかし、その池には ワニ…

ボクは友達をつくらない。無理なんだ。あんな奴らと一緒に居るのは。だってあいつらの背中には……。 原稿用紙４枚程度の掌編なので、サクっと読めます。 無断転載禁止。

世界は発達し、人々の暮らしは豊かになった。 しかし同時に負担をかけ、世界は時間をかけて少しずつ、しかし確実に壊れていった。 異変が起きたのは今から約二百年前、世界は人類がもたら…

身近な生き物、キモイ生き物、可愛い生き物……俺は様々な生き物を食ったが、それ以上に飼うこともしてきた。食った種類よりは飼った種類の方が遥かに多いことに気付いたので、ぼちぼちと書い…

この世界は突如発生したウイルスで人口が半分以上減ってしまった。 生き残った人々は『箱庭』と呼ばれる場所で生き抜くことになった。 感染した生き物は、化け物となった。ウイルスは昆虫か…

【行間調整、誤字修正中です。第一話のエンディング加筆します……すみません】 ディンバーは外見はそこそこ、正確は温厚、家柄はパーフェクトな皇位継承者。彼への縁談は引きも切らず……と…

新宿の薄汚れた路地裏で起こった、小さな物語。

大きな寒波が町を襲った日の翌日、近所の溜池に現れた幼い少女と謎めいた老人をめぐる、小さな、そして奇妙な物語。