「和風」を含む小説

「わたしの為に出世してくださいませね」 「刀さえ抜けるなら、俺に負けはない」 　捕えた妖魔を使役し術を行使して魔を祓う退魔士で、帝国陸軍のエース『烏京』。 　烏京の許嫁であり、…

（あとで付け足すので誰かネタください）

突然、異世界に飛ばされた上に「役たたず」と壱文無しで捨てられた太助は、途方くれつつ、生きるため、死人から防具と武器を獲り、金を集め諸国を旅しながら亡き祖母が教えてくれた塩漬けの技…

　咲守美桜は異能の一族の長女だ。その中でも咲守家は卑弥呼が存在した、とされている時代から『令和』と呼ばれる現代に続く「花守」の家系だ。花守とは……『咲守』という苗字の通り、国内に…

カクヨム10　【エンタメ総合部門】エントリー --------------------------- 　ときは平安時代――、内裏内を護る、近衛府は左近衛府中将・藤原征之は、顔も血…

近代和風ファンタジー。幽世と現世を地続きに生きる少女の恋愛譚。 第8回角川文庫キャラクター小説大賞一次選考通過作の改稿版。小説家になろう様でも同一内容を分割して公開しています。

――この世には愛されない子どもいる。けど、お夏にはお夏を愛してくれるおっかさんがいて、おっかさんの周りの人もみんなお夏を可愛がってくれる。 　そのお屋敷の中が、お夏の狭い世界の…

西洋の文化や思想が浸透した時代。 身の回りの物の声が聞こえる『骨董姫（こっとうひめ）』こと『藤村珠希（ふじむらたまき）』は 両親の死後、親戚家族によって遊郭に売られてしまう。 …

働き者の女中・小春には秘密がある。 そのせいで縁談には恵まれないけれど、多数の陰陽師を輩出する倉橋家という働き口があって幸せだと思っていた。 十年前に家を出て修行していた坊ちゃん…

真胴《まとう》と呼ばれる巨大な鎧人形が戦いあう不二の国。紅城の真胴者、宇野泰輝は隣国である蒼司との戦闘中危機におちいったところで、唐突に少女の声を聴く。レディという名の声に「体を…

人間と鬼が共存する国。 性格や考え方が違う人間と鬼。 人間の医者として生きる円弧キサラに惚れている紅家次期党首 ナツヒは、感情のまま思いをぶつける。 ナツヒを治療するのがキサラの…

「――きっと、姉様の代わりにお役目を果たします」 　大火々本帝国《だいかがほんていこく》。通称、火ノ本。 　八千年の歴史を誇る、この国では火山を神として崇め、火を祀っている。…

天原国で第二の武門・織路氏に拾われた捨て子の光乃は、当主の娘・信乃と共に武者として育てられた。 捨て子だから武者の要、弓馬の道はからきし。 だけど、おバカな妹・信乃や、厳しくも温…

　明治時代、日本は文明開化されたが、武家社会は後世に残すべき日本の伝統的文化とし、侍達だけを集めた「横浜圏」を作った。 　 　令和の現在も横浜圏の文化は続いており、未だに武家社…

龍が統べる国として知られ、かつて人間の乙女を愛した龍が人の姿となって帝位に就いたといわれている白桜国。 龍帝の妃候補は「華綾の采女」と呼ばれ、皇宮でさまざまな花を育てて献上する他…

褐色肌の麗嬢・芍（シャク）は、己の過去を知らなかった。 ある日、雇主の依頼を受けた芍は相棒の少年・希井斗（きゐと）を連れて山へと向かい、そこで不思議な人形と出会うこととなる。 そ…

『軍刀と言ノ刃～最強式神と父上に裏切られてたので生贄の花嫁ともっと最強夫婦になる』 https://kakuyomu.jp/works/16818093080987245302 …

古代日本架空神×渡来人文化×和洋折衷異世界ファンタジー。 遠慮がちなBL仕様。時々、昔話モード、入ります。 十三の社の神の加護と智慧を求める旅は、青年武人と上皇の落としだねのふ…

病気を持っていてずっとベットの上で過ごしている少女。その子の家に一匹の猫が拾われてくる。 その猫は少女の良き理解者となり、人生の伴走者となっていく。 猫の目から見た少女は、聡明…

蝶の痣をもつ「蟲子」に選ばれた者が、王位を継ぐ龍華国。男の蟲子は王の補佐官に、女の蟲子は王の后になることがさだめられ、蟲子たちによるただひとつの「蝶位」を巡る熾烈な争いが繰り広げ…