「人生 思い出」を含む小説

アラサーまったり女性同性愛。百合というよりは女性同性愛。 企画「同題異話」に参加いたします。 作：鈴木無花果

あれは確か4歳のころだったか。母が何の気まぐれか、スーパーファミコンをくれた。それが全ての始まりだった。 幼少から今に至るまで、実に様々なゲームに触れ、感じ、思った。 今思え…

思い出の中の大切な人に夢で逢えたら……。 出会うタイミングが合わなかった二人が、違う人生を歩みながらも、心はその時の気持ちを覚えている。 好きだった人の夢を見ると、一日中嬉し…

ま、人生いろいろあるけれど、 でも、ビールを飲んじゃえば、どうでもよくなっちゃう。

　主人公の男子高校生は、ある日頭痛と共に目を覚ますと、エレベーターの中に閉じ込められていた。 　それはなんと、階数を移動することで、過去の人生を追体験することができる不思議なエレ…

忘れ得ぬ思い出は、まるで見るもの全てが輝いて見えて、どんな宝石にも勝る宝物。ふと、人生に疲れ立ち止まった時、思い返すのはあの何気ない日常。大人が忘れてしまった、一心不乱に走った少…

　――私は、ここサロニアムの丘の上に立つと、どうしても思い出してしまう。 　もう……よせばいいのに、思い出してしまう。 　思い出したところで、人生は何も変わらないのにな。 　…

顔と結婚しました。初めのうちは気を遣って大人しく良い妻をしていましたが、あまりの夫の自分勝手な行動や言動にブチ切れました。そして、夫をしっかりと説教しながら育てています。結婚30…

私は『私』を自覚する。 花であるカーネーションは自我を持つ。 私を覆う土を掻き分け、最初に目にする少年。 最初は枯らされ怒ったりもしますが、少年のひたむきさに徐々に心を奪われてい…

今は昔、知る人ぞ知る平成のゲームソフトがあった。 昭和の夏休み、少年が親戚の家に泊まり、広大な自然世界をひたすら遊び回る作品だ。 昆虫採集を始め、あさがおの水やりや魚釣り。…

高校での毎日は楽しいんだけど、卒業を目の前にして、就活や友達との思い出作り、大人になりたいようななりたくないような複雑な説明の出来ない心境・・・その中で、三希は人生で初めてバスケ…

嫌な思い出しかない嫁いだ家から、離れるつもりはないという祖母。それを疑問に思う中学生の明日香。中学生の女の子が祖母の人生についてちょっと考える、日常的なストーリー。

とある母親の語りです。二〇二一年夏ならではのお話。 短いので簡単に読めます。隙間時間にでもお読みください。

　今どきタイムトラベルをするなんて、どんな物好きだと笑われそうだけど。 　僕には思い出の中に、どうしても逢いたい人がいた。 　現実より思い出が大切になるくらい生きた僕は、心の老衰…

川島悟朗と藤川美奈代は、クラスメートであったが美奈代が先に国立大に入学を果たし、悟朗は一年遅れての医大への進学となった。美奈代には早く社会で活躍し、両親に楽をさせたいという夢があ…

知らない誰かの人生のひとときを切り取ってみます。 誰かと出会って、ちょっと変わる生活。 そんな中の嬉しいや悲しいを少しずつ探ります。

自殺未遂をした私、倉元希春（くらもときはる）は23歳。波乱万丈な人生を歩んできた私は誰よりも大切なあの人との思い出を回想する。ありそうでなさそうなシチュエーション。家族とは、恋人…

〈あらすじ〉 　目覚めるとピンク色の雲が漂う不思議な空間にいた。そこにはヘンテコリンな女の子がいて…神様だと名乗ってきた。僕は疲れて変な夢でも見てるのかと思っていたが、どうやら違…