「#言葉」を含む小説

日向灯流が日常で感じたこと、抱える事象を言葉にしていく、不定期更新の私の小説生命日記です。

時空超常奇譚７其ノ五. 世界的に開発された翻訳機が故障した。世界に混乱が起こる事が予想された。 だが、何故か開発者はそんなもの直すのは簡単だと言い切った。 何故なら、イケず☆ト…

自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」（途中退場）・「第51回 2000文字以内でお題に挑戦！」参加用書き下ろし作品。 恋愛寄りの現代ドラマ。このスタイルが一番私らしいと思う…

言語の能力の限界とその先にある人間の発話行為が持つ本質的なものについての言及。小説という表現形態に載せて。

「僕はアリス、君が好きだ」 「木更津さん。私はただのアンドロイドです。あなたはきっと亡き佐野美幸の面影を私に重ねているだけなんです」 　 　人工知能が世界の警察に導入され、人工知…

　急にジョン王子に婚約破棄をされたシェリーは、故郷のステリア王国へと帰ることにした。 　そこで今は騎士団長になっている幼馴染と再開する。 　彼はなぜか女性嫌いと噂になっていたが…

「静寂の音色」は、突然の事故で聴覚を失い、音楽への情熱を諦めかけていた高校生・梓が、盲目のピアニスト・海斗との出会いを通じて新たな音楽の世界を見つける物語。 「音は耳だけのもの…

上手くいかない、そんなのみんなだってそうだと言うが、僕は特にそうだ。バイトの返り、アルバイトの先輩から言われた言葉でもやもやしていた。イラ立ち何か吐き出したい気分だった。ポッケに…

河原に秘密基地があり、そこには3人の小学生が集まっていた。 ある日そこに不思議な言葉が話せない若いホームレスが表れたが、不思議な力を…。 今から１０数年前に書いた物ですので、…

ショートの自伝的詩と束の間の逃避行

　八〇年前、人々に神様の力が宿った。その力で彼女たちは、脅威と戦う救世主「巫女神」となった。 　五〇年前、人々は戦争をした。それは世界を、大きく変えるきっかけとなってしまった。 …

午前中に、記者会見要請が来て、午後からシネコン映画館を使ったリモート記者会見を行う。理事官達は、『大文字伝子』という言葉が出たことを気にしたが、伝子と高遠は気にしない、と応えた。

伯爵令嬢のジャンヌは、４年もの間ずっと婚約者で侯爵令息のシャーロンに冷遇されてきた。 オレンジ色の髪に吊り上がった真っ赤な瞳のせいで、一見怖そうに見えるジャンヌに対し、この国で…

カナタとコナタの兄弟は、いつもと変わらない学校生活に退屈さを感じ、かつて母親に読んでもらった絵本の中のような異世界に憧れを持っていた。ある日を境に同じように繰り返される彼らの平和…

山奥にひっそりとたたずむ一軒の葡萄園。その入口には「ご自由にお食べください」と誘うように立つ一枚の看板。旅人はその言葉に導かれ、手つかずの自然が織りなす、見たこともないほどの美味…

　遠くからの呼び声にうなされて、街に出てみると人々が話すのは、貴方自身に起きた哀話。 　嵐の夜を貴方は、まだ忘れられないのか。 　それとも、数知れぬ人々の涙を、あざけ笑っているの…

僕の彼女は押しに弱い――躊躇いがちなのに、彼女は僕の言葉にどんどん応えてくれる。そんな彼女は僕の心配をよそに可愛くなっていき、クラスでも目立つ存在に――。 じれったい恋愛物と…