「なにぬねの」を含む小説

気づけばふと、手が伸びていた。 軽い気持ちだったのに。一つだけならと思っていたのに。 一度手に取ってしまえばもう、止まらない。 その後の訪れる幸福で頭が満たされ、胸が脈打つ。…

ー生まれたときから、自分がなにか、理解できたー

ほとんどが第三者から語られる聖女様の行動、脳筋聖女と巻き込まれる人々のお話である。 ※息抜きに書いたお話しです。1話1話で途切れるのでどこから読んでもお楽しみいただけます。敬…

知りたい経験したいなにもかもを、と彼は言った。

「夫婦で睦みあってなにがおかしいのです！」 ――女王である私、アルシノエは、現在夫のティズカール様にめちゃくちゃ迫られていた。 私だって、大大大好きな旦那様と普通の夫婦のようにイ…

あれは忘れもしない2018年の新年…あれ？いつだっけ、ログ見るか… 2018年の3月29日ですね、あるマルチゲームコミュニティで 『TPRGっておもしろそう…って思いながらやる機…

思い出って、どこにあるんだろうね。 記憶を失くした僕から見える世界。 意味もなく溢れる涙。 温もりを求めて、空を切る両手。 悲しさの果てに何を感じるのか。 何を“覚える”のか。

高校二年生の紫乃花は友達を関わることを避けていた。そこで、最近話題になっている、旧校舎にまつわる噂を聞く。噂が本当かどうか確かめに行くとそこには1人の儚げな少女がいた。旧校舎で聞…

「緊急事態！ お金が、お金がありません！ 金欠緊急事態宣言を発令します！」 お金が無い。お金が無ければ何も出来ない。世の中全てお金に支配されている。今月のお小遣いを全てグッ…

真面目に生きてきたけれど、日々になにか物足りなさを私は感じている。 どうして毎日をつまらなく過ごしているんだろう？ どうして強く美しく生きられないんだろう？

ある一人の男の手によって生み出されたものがありました。それは誰よりも美しい見目と清らかな心を持っていました。けれどそれはなによりも悪でした。 （＊差別の意図はありません） 　テ…

　生まれたときから一人に一冊与えられる本である程度決まってしまう世界で最強の賢者と呼ばれていたサージ＝ゲールは世界を救う勇者パーティーに所属していた。勇者達は世界を征服しようとし…

わたしはブルージュで出会った風景に心を惹かれた。そして写真を撮った。 その写真とまったく同じ絵葉書が、なぜかお土産屋さんで売っていた。 衝動買いして買った絵葉書を、いろんな人に向…

結婚して十年目。 特別なことはなにもしない。 だけどふと思い立った妻は手紙をしたためることに……。 妻と夫の愛する気持ち。 短編です。 ********** このお話は他の…

さくらは今、ホスピスに向かうタクシーに乗車している。 ホスピスは緑深い山の中腹にあり、市街地から車で30分程度の場所にある。 　さくらが膵臓がんだと発覚したのは3ヶ月前だ。 …

私は死にかけていました、そして私の頭に浮かんだ唯一のことはそれを再び生きて、私の死んだ仲間全員を救うことでした... "なにが問題ですか？！" 突然...私は何年も前に目が覚めま…

大学2年生になり、1人暮らしにも慣れてきたところで、突然、妹の朝姫（あさひ）がやってきた！？ 確実に嫌われてると思ってたのに？　なのに、晩飯やら掃除やら、色々と世話をしてくれる……

SS お題 今回は 樹氷・海岸・靴 を使ってなにか制作します。

平穏な一軒家。あの日、たったひとりの母が消えた。4人の子供達が家庭を壊した母の深い闇を愛と呼べるのか。次女の紗久良、まだ見ぬ5つ目の命。その5人を結ぶ糸には意味深な理由があった。…

AIのべりすとというサイトがあります。詳しくは自分で調べてください。 使い方にもよるのですが、AIと競作しているような使い方ができます。 なかなかに面白い。 ノープランで書いてみ…