「当事者」を含む小説

独自の個性（発達障害）による心の病（双極性障害）を抱えた当事者が綴る日々の随想記です。悩める誰かのためになるかもしれないと、半世紀にわたる人生の回想記をゆっくりと綴っていきます。

仁科千鶴(にしな 千鶴)は中学二年生。 周りの人間関係を観察して予想するのが趣味の一つだったりする。 楽しい理由は、自分が当事者じゃないから。 でも彼女は、当事者となろうとしてい…

曰く付き物件で生まれ育ち、そこで遭遇した実体験を書き残します。心霊現象が日常の一部なので怖く書けませんが、読んだあなたは怖いと思うかもしれません。本当にあった怖くない怖い話。

　SRC――埼玉大学ラリー選手権（Saidai Rally Championship）。読んで字のごとく、埼玉大学敷地内の路という路をサーキットとしてクルマのスピードを競い合うレ…

あらすじ Ａ.Ｄ. ２０２９。前世紀の最後の大戦以降も、世界の戦争・紛争・内戦は、様々な理由で行われ続け、その形態も、生身の兵士による直接的な戦闘から、機械兵器・ロボットなどの無…

　他人と心を通じ合わせることなんて、とても簡単なことだ。――真っ赤な人魚は、そう考えた。 　この世の中で、「他人とコミュニケーションをとることは難しい」と考えている人は、とても多…

「次の標的は『ここ』にしようか」 あなたは、殺してしまいたいほどに人を恨んだことはあるか？ この作品は人を恨むことの是非を問うものである。 人を殺すことは本当に悪なのか。 もし…

リストカットをしている人って、 どんな思いでしているのだろう。 当事者の視点から…

M大学軽音楽サークル『Coda』の部員である遠藤修介は、幼い頃からデジャヴに悩まされてきた。そんな折、伊勢佐木町のアパートで死因不明の死体が見つかり、海老名SA付近では大規模な玉…

帝都大学に通うタツキ21歳はとあるネットゲームに明け暮れていた。そんなある日いつものごとく寝落ちしたのかと、目をこすりながらあたりを見渡すと、いるはずの自分のアパートの一室ではな…

※話数は多いですが１話平均１０００文字程度で４～５分で読めます。 ※2020/06/10 540000PV突破！　ご支援ありがとうございます！ ※2020/08/16 55000…

どこか海外の街のわりと最近の時代。よくわからんけど当事者はなんとなくわかってる風に過ごさなくちゃならない場所で安穏にだらだら生きる男の生活とちょっとした見解を。主人公の名前は一度…

小学五年生の笠井瞳子は両親の関係に疑問を持っていた。親友の山田聡子の自宅に遊びに行き、その両親の親密な様子を見ていると、自分の両親の関係が不安定なものに思えて仕方がない。そんな瞳…