SRC! ――埼玉大学ラリー選手権――

作者 柊 恭

7

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★★★ Excellent!!!

軽トラを主役にするのは面白いと思います。
ただ、サンバーにDOHCヘッドは現実味が無いかな?
サンバーは荷台高の関係でエンジンが横倒しに搭載されていますので
垂直に搭載されることが前提のヴィヴィオのヘッドだと潤滑が心配になってしまいます。

そう言う点を気にしなければスピード感や自動車の挙動などがスピード感溢れるお話ですので、自動車好きなら読むことをお勧めします。

★★ Very Good!!

車好きならたぶん誰でも知っている事なのですが、軽トラは実は滅茶苦茶速くなります。エンジン配置も最適(実際、ミッドシップ配置の軽トラもあります)、車体部品は最小限。これをさらに軽量化してシャーシとブレーキを強化し、必要だったらサスペンションも強化した上でフルチューンしたエンジンを積めばモンスターマシンの完成です。
しかも車重が軽いため、乗員の体重移動である程度加重移動すらできます。ナビゲーターを乗せて走っている場合、ナビゲーターをドライバーの上に乗せたり、箱乗りさせたりすれば無茶なコーナー突入も楽勝です。こんなチートな車、下手なスポーツカーでは勝てません。
このお話はそんなモンスター軽トラのお話です。とにかく着眼点が面白い。ドライバーの青海君もチート気味のスーパードライバーですが、それを抜きにしてもとても楽しめます。
車好きだったら絶対興奮します。
昔、高斎 正さんの小説に興奮した人たち(ちょっと古いか)、今自動車が大好きな人たちに超お勧めです。