「いいよね」を含む小説

　とある世界（せかい）にある、童話（どうわ）のひとつです。 　グリフォンという生き物（いきもの）と、ちいさな友達（ともだち）たちとのおはなしのようなものです。 　グリフォンが…

【清村京介】は高校生になってから一人も友達を作れていない。 友達も、ましてや彼女もいない——言わば陰キャというやつだ。 中学の頃に仲が良かった女友達がいたけどその子とも高校に上…

「１４０字じゃなくて、もう少し長いお話はありませんか？」とご所望のアナタにいいお話。少しだけ長いけど、それでも１分程度で読めちゃう「おやつサイズ」の物語。「そういうこと？」「ちょ…

悪魔は何かを支払えば、願いを叶えてくれる。 何を支払うかは願い事と悪魔の趣向次第。 きっとそこに理不尽なんてないのさ。 だって願いが叶うんだから。 いいだろ？　そんくらい。なあ、…

偶然入ったバーで自分より相当年下のバーテンダーに惹かれてしまった暁人は、通い詰めてついに飲みに誘ったはいいが「バーなら行く」と言われて良いバーを探しまくる羽目になる。何軒か連れて…

2023年夏、二匹飼っている猫のうち一匹の様子がどうにもおかしい。 そこから夏～秋と季節を越えておじいちゃん猫たちに振り回された記録（なお現在も続く） エッセイというか私の覚書…

「そういえば」 　ディランをドラゴンの食事として提供したウィリアム一行が屋敷に到着してすぐ、レイズンが口を開いた。 「あのおっさん、名前はなんて言うんだ？」 「確か、ディラン…

名家出身のリリアは成績優秀な学生であったものの、光の魔法が使えないという事だけを理由に妹からは嫌味を言われ、家主の父には無能の烙印を押されて追放された。 そして、田舎の魔法学園…

★反省というか、後悔したお話。営業哀歌★

街は壊滅している。不老不死を手に入れたせいだ。 純文学と大衆娯楽、いいとこ取りした作品。

　恋人がいなくたってリア充を名乗っていいじゃないか。だって『リアルが充実』しているのだから！ 　そこそこ真面目に、堅実に高校生活を送る少年たちは、くだらない日常を楽しむ。それは…

　赤点を取ってしまい、居残り補修が確定して絶望する黛凛人《まゆずみりんと》はその日、全校生徒及び自信が通う黄昏ヶ丘高校の校舎ごと異世界シェルフォード王国に召喚された。しかもシェル…

学院の卒業間近に開催される学生たちの夜会。 そんな場で突然突き付けられた見目の良いレオン王子様からの"婚約破棄"。 私は戸惑いますが、思い返せば自分勝手で浮気ばかりの頭の悪いレ…

岩の瓦礫の中に、遠い未来に魔王と呼ばれる子供がいた。 そこは異世界。子供の前に、現れた若い男が言う。 「西の村には行かない方がいいよ」っと……。 しかし彼は、進んでしまう。そ…

お守りって同じものをずっと持っていてもいいんですかね？ 会社の上司から病気平癒のお守りを頂いてからカバンに入っているのですが… 大丈夫ですよね？

誰も近づかない辺境の田舎に住む十歳の少女アリアには夢があった。 それは、絵本に出てくる『聖なる魔法使い』のような、魔法使いになること。 この世界ではジュニアスクールの卒業生に卒業…

家族の浪費で負った借金のために、四十歳も年の離れた伯爵の元へと嫁ぐことになったアリーセ。絶望のまま初夜を迎えるが、事に及ぶ前に伯爵は発作を起こして死亡。アリーセは夫殺しの容疑者と…

ヒロシが体験した中で最もインパクトが大きかった『裸のラリーズ』のライブ。その凄さを文章で伝えたい。そんな無謀な試みに挑戦し続けている。音だけでも映像があっても、真の凄さは伝わらな…

あみだくじによって次期首相に選ばれてしまったのは、なんと現役女子高生（ＪＫ）！？ ついに膨らんだ借金により経済破綻一歩手前になってしまった日本国。 国民からも政治家や首相に対す…

高速を車で飛ばしている、随分と走り続けているのに気持ちばかりが逸ってしまう。あの赤い車を抜かせば、そんなスピード狂のように僕は狂っている。早く君に会いたいのにハンドルを持つ手が震…