「さよ朝」を含む小説

【777字でコンパクトにまとめた短編です】 佐々木は４０代となり本格的にダイエットしないとまずい。となったので妻からのオススメで朝バナナダイエットを始めようとなったのだが、大き…

朝から縁起悪いことばかり続く日だった。 会社員のヒロシは運の悪さを嘆いていた。そこに起きた大きな事故。 ヒロシは運命の岐路に立たされていた……。

２０２３年KAC第3回お題「ぐちゃぐちゃ」

はい！ 私、日曜朝の『変身して戦う女の子』アニメでお馴染みの、キャラクターぬいぐるみが実況します、 由緒ある家筋の御息女に選ばれ購入される、 栄光あるぬいぐるみの名誉を懸けたこ…

人類社会における『客』と『カミサマ』は同一のものである。 しかし宗教を解さぬ今、カミサマは存在しうるだろうか。 客とは己の存在意義を擁護するための、極めて自己満足的な妄想にす…

中学二年のサナエの生活は充実していた。クラスでは有力なグループに属して、時折いじめには参加させられるものの、自分がいじめられる危険はない。 その彼女は、ある夜自分の部屋のぬいぐる…

　飲んだくれの男の身体が溶け出した。野次馬はスマホを構え、溶けてスライム状になった男と、男に絡まれていた私を撮る。 　飛び掛かって来るスライム男。女子な上に、まだ高校生な私は絶体…

朝、目が覚めると僕は砂浜に横たわっていた。 隣には金髪の少女。彼女は自分が別の世界からやってきたと言い張るのだが…… 自分をアリス、僕のこと白うさぎと呼ぶ彼女はうるさい不思議ちゃ…

ふわふわの大きなぬいぐるみにくっついて微睡む朝のお話です。

刺激的な人生を送りたいが平凡な日常をおくる高校生溢翔はある朝遅刻しそうになり、焦りに焦った挙句、謎のハイテンションでパンを咥えながら走っていた。そして通学中に住宅の塀に激突した他…

ある晩、峠で一人野営の準備をしていた冒険者の元に一人の男が現れる。その男もまた同業者のようで……？ 「困ったときの三題噺」のお題 「田吾作で朝と石碑と「知らなかったんだって…

いつも通りの朝。通学路での出会い。 オチのない戯曲のようなものです。

商店街角の本屋を曲がった先にある金物屋には、天使がいる。 時たま真剣な表情をして店先で彫金工具を手にしていることがあるけれど、だいたいは店先でぶらぶらしているだけの、陽気で明るい…

雨上がりの朝、僕は君を写真に写した。 元プロカメラマンとして活躍していた雨露昴は、カメラマンとして最後の写真を撮るために、大分県の金鱗湖へ来ていた。そこで、水面を虚ろに眺めていた…

3/3の朝、目覚めた時に、何か夢を見ていたが、思い出せない。 家事をしているうちに思い出されてきたものの、何だかモヤモヤした冴えない余韻が続いている。 それが、解消されたのは………

　父はプロ野球球団・なにわクラウンズの熱狂的なファン。週末にホームで試合があると絶対に応援へ行く。 　母と私を家に置いて、朝から一人だけ球場へ。父と一緒に遊びたい私は、寂しい思い…

とある冬の日の朝、狂子（きょうこ）が鮫田くんとイチャイチャする話です。

葛西圭太２２歳もふもふ好き。今日初めて拉致されました。 圭太を拉致したのは見覚えのある女だった。連れてこられたのは白い壁の部屋。この密室で朝まで繰り広げられる汗と涙の物語。