「というわけではないかららしい」を含む小説

主人公、真白は大好きなバリ島に一人旅に来た。 そこで出会ったのが、優しくておおらかな「ぐっさん」だった。 二人は旅を通してどんどんと近づいていく。 そのうちに二人は偶然で出会った…

「べつにあんたの事なんか好きじゃないんだから！気があるわけでもないから！」 聞いてもいないのに隣の席のツンデレさんがそんなことを言ってくる。 だいぶ癖の強い人の隣の席になってしま…

ある大学には、選ばれた学生のみが入ることができる特異なゼミがある。 与えられる課題はすべて教授が聞いた怪異や幻想といったモノからの依頼事。 課題はあくまで課題。大きく何かが変わる…

どこでどうなるわけでもない短いお話を思いついたり、聞いたりして文字に起こしたら置いておきます。

ドラゴンが出るわけでもない。世界が滅ぶわけでもない。人が死ぬわけでもない。 ただの女の子が恋に落ちた人の言葉を紡ぐ物語である。 西木 草成様の誰か続きを書いてくださいに参加さ…

灯は明るくて、誰にでも優しくて、クラスの人気者。少し内気な私とは正反対。それでも、私たちは物心ついた頃からの、一番の親友だった。 　家が隣同士で、小学校も中学校もずっと一緒。高…

　保護活動をしているわけでもないのに、なぜか猫達が我が家にホイホイやって来る。 　これって絶対、猫の組織ＮＮＮ(ねこねこネットワーク)に狙われてますよね？ 　……これは、ある家族…

「すべては、あなたの将来のため」 そう繰り返す親は、本当に子どもの将来を思っているのだろうか？ 学歴も、経済力も、特段あるわけではない親が、“努力”という名の苦行を子どもに強いる…

紫色の小さな蕾が描かれた風鈴。それは風に揺れても鳴らない。ばあちゃんに聞いてみたが、壊れて鳴らないわけではないらしい。僕はその不思議な風鈴を眺めながら冷えた麦茶を飲む、ゆっくりと…

閲覧注意…本作品は孤独、死といった過激な描写を含みます。12歳未満の方、またはこれらの描写に不快感を感じる方は、閲覧する際に注意して下さい。 一部過激な表現を使用していますのでグ…

春告国（はるつげのくに）では百年に一度、宵花の儀と呼ばれる儀式が行われる。 国を護る桜大樹を維持するその儀式の大役、桜姫に選ばれてしまったのは領主の館で働く雛乃（ひなの）だった。…

放課後の文芸部には、いつも静かな風が吹いている。 特別な事件は起こらない。 ただ、言葉と沈黙が同じ重さで並べられる時間がある。 これは、言葉を交わすのが少しだけ不器用な「僕」と…

※勢いで書いているので、推敲していません。 あなたが私を選んだわけでも、私があなたを選んだわけでもない。 ただ交差する点の上にあなたがいて私がいた。 主人公ユウとAIの信頼つ…

旧タイトル:真祖と悪魔の娘アニマ～引きこもり姫のグリモワール編纂日記。神話級の友人達と行く魔法蒐集の旅～ タイトル詐欺が酷いので変更したのだ。 ・あらすじ 　女神と悪魔の子ア…

第一部、第二部完結。現在第三部を投稿中です。 異世界に転移する作品は結構見るけど、同じくらいの王道で現実が半ば異世界化するような作品もあるよな?と思ってそのままそれを書くに至った…

二つの敵対する国があった。 魔道具を取り入れ、民達の生活の向上に重きを置く西マギーア。 魔力を重んじ、魔道具を邪道とする東マギーア。 この二つの国はかつてマギーア王国という一つの…

ある日魔法少女に変えられてしまった少年は男に戻るため、冒険の旅に出る。 剣に魔法になんでもありのファンタジー世界で果たして無事に性別を取り戻すことはできるのか。

　遠崎斗真、15歳。好きなものは特になく、嫌いなものはない。趣味と言えるものはなく、高校入学を切っ掛けに気になるものを体験してみようと、抑制された好奇心を元に様々な事を体験してい…

_______雪ノ花　メメ(ゆきのはな　めめ) は探偵である。 だがミステリー物語の主人公のように 特別に頭が良いわけでも ずば抜けた推理力があるわけでもない。 …

この物語は——前世でやり込んだわけでもない、タイトルも忘れてしまったような乙女ゲームの世界に転生した、いわゆる転生令嬢15歳（本当は30歳）が、異世界で『脇役』の生を必死に全うし…