「たったひとりの」を含む小説

たったひとりをまっている木のお話。

十年前の冬戦争で、たったひとり戦い抜いた大陸最強の星辰剣士（ゾディアックフェンサー）、ミカド・ストロース。敗戦から十年、酸鼻極まる戦場のトラウマで子ども部屋おじさんと化していたミ…

15歳になると神様からスキルが貰えて、農民だった人も剣の達人になれる。 僕。エリオットもそんなスキルに憧れている。 ずっと一緒に暮らしている幼馴染を守るためだ。 ある日、リリ…

人類が宇宙への打ち上げに成功しなくなって久しい近未来。 そんな中、たったひとりで宇宙を目指す男。 その前に現れた少女。少女は自らを地球の化身だと言う。 その少女は男になぜ自分か…

2009年…天の世界に存在する俺は今年はじめてのクリスマスを迎える。 マスターから決められた人間にプレゼントを届けるコト、それが俺のお仕事。 でも、俺の担当する女の子はほしいもの…

男たちは敗れた。たった１本の細剣と、青い薔薇のドレスの前に。すべてを奪ってきた暗殺者たちが、たったひとりの乙女にすべてを奪われるとき、見えたものとは――。 ■作者Twitte…

「ネエ坂春サン、コノ席ニシナイ？」 　その新幹線の乗客は、たったのふたりだった。 　ひとりはバックパックを背負った老人、もうひとりはバックパックを背負った化け物。 　そん…

【KAC2021　６回目のお題「私と読者と仲間たち」の応募作品です】 大学の文芸サークル。創作について議論する仲間をよそに、ぼくと商業出版経験のある先輩は黙って本を読んでいた。…

女の子だけが【ある言葉】を忘れた世界。その二文字は決して彼女たちの耳には届かないし、意味も読み取れない。確実に伝えられるのは、「愛してる」の言葉だけ。けれど、彼女はたったひとり、…

主人公の相羽舞(あいば まい)は、高校の同級生・浅沼愛莉(あさぬま あいり)と再会する。 高校の頃、全てを悲観して命を投げ出そうとしていた舞を救った、たったひとりの希望と呼べる愛…

――人魚は誓いを交わした人間に、航海の安全と永遠の命を約束する。 アルミリア国の辺境から一歩も出ることなく育ったアリオンは、ある日父の訃報を受け取った。 ≪人魚≫であるアリオン…

私は今一人、列車に乗っている。 ガタンゴトンと音のする、懐かしいその列車で、 かつて私は愛する君と旅をした。 その事実は消えない。 けれど私は、その事実を、そこで思い知らされた…

あゆみはジュンと付き合って7年になる。 毎年元旦に、ふたりで地元の「坂宮神社」で初詣に出かける。 ジュンが転勤になり遠距離になっても、2人は1月1日の初詣を欠かしてこなかった…

　三十三才で過労死した年齢＝彼女なし歴童貞の有働道人(ウドウミチト)は、男が死滅した異世界に召還されてしまう。 　召喚した国ルートリアの姫リリは、いきなり結婚を願ってくる。しかし…

とある大学生、高田は目が覚めると見知らぬ土地へ来ていた。 これが異世界か！と興奮するも、いつまで経っても誰とも会わない。美女はおろか怪物も襲いくる敵さえも。 聞いていたのと違う。…

【カクヨムWeb小説短編賞2020　中間選考通過作品】 たったひとりの家族だった祖母の言葉を胸に、アメリカで大学生活を送る日本人留学生・ヒロウミ。大学のカフェテリアで出逢ったア…

中学三年生の鳴海周は、親からは虐待を受け、学校ではクラスメイトから執拗な虐めを受けている。 シュウのたったひとりの味方は、父親の再婚相手の連れ子であり、偶然誕生日が同日のために「…

世界中の人間が異世界に召喚されたのに、自分だけが地上に取り残されてしまったら。 「じゃないほう」に選ばれし勇者の孤独な戦いがいまはじまろうとしている。 硬派な終末ものの設定を…

　赤いドラゴンは炎の竜。 　炎を吐く山の奥深く、熱くて狭い真っ赤な部屋で、たったひとりで生まれました。

僕の友人はこの世界にたったひとり。彼は山の上の屋敷に住んでいる。彼は人間ではない。彼は吸血鬼だった。