概要
窓の外に見えているものが全てではない。しかし、次の目的地の参考にはなる
「ネエ坂春サン、コノ席ニシナイ?」
その新幹線の乗客は、たったのふたりだった。
ひとりはバックパックを背負った老人、もうひとりはバックパックを背負った化け物。
そんなふたりの前に、車内販売のワゴンを押す人影が現われる。
「……おまえは新幹線パーサーも勤めているのか?」
「なにぶん人手不足ですので。ところで、何か購入いたしますか? 缶ビールもありますよ」
ふたりのバックパッカーとたったひとりの車掌が、窓の景色を眺める。
揺れを感じないまま。
1話完結の短編です。
化け物バックパッカーシリーズ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999
その新幹線の乗客は、たったのふたりだった。
ひとりはバックパックを背負った老人、もうひとりはバックパックを背負った化け物。
そんなふたりの前に、車内販売のワゴンを押す人影が現われる。
「……おまえは新幹線パーサーも勤めているのか?」
「なにぶん人手不足ですので。ところで、何か購入いたしますか? 缶ビールもありますよ」
ふたりのバックパッカーとたったひとりの車掌が、窓の景色を眺める。
揺れを感じないまま。
1話完結の短編です。
化け物バックパッカーシリーズ
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