致死率100%の事故物件に住んでみた

読み終えるまで、気の抜けない怖い作品でした。

ああ、怖かったと読み終えてから、ふと最初に戻ってみると、謎めいた始まりだったのだな、と気づきました。

主人公の女の子は高校生です。

女の子のお母さんが失踪してしまったので、自分たちでお金を稼がなくてはならない状況に陥りました。

彼女はアルバイトを探し始めます。そこで出合った人がやばい人でした。

そこから次々と彼女に試練か？　と言うにはハードすぎる怖い展開が待ち受けています。

自分には絶対に無理！　という恐怖が襲いかかる。

ラストまで目が離せないホラーをぜひ、オススメいたします。

致死率100%の事故物件という言葉に引き寄せられ、ひっくり返りそうなほどの怖さに震えました。
次々と訪れる奇怪な現象、幽霊、人間、誰のせいで何のためにこんな事が起こるのか。ミステリーのように謎に迫る箇所もあり終始どきどきと読み進めていきました。

そんな怖い展開が続く中で、主人公の女子高生・早霧乃亜の明るい性格に励まされます。襲い来る怪異に怖がったり怯えたりするのですが、それでも頑張ってお金を稼ごうとする姿だったり、アルバイト先の怪しい男・怜司に文句をつけたり、そうやって元気に頑張る彼女の姿を見ているおかげで、怖いけれど楽しい気持ちで読み進められました。

　主人公の早霧乃亜は霊感がある女の子で、ある日、柊木怜司という怪しいイケメンの男から、事故物件に住むバイトをしないかと言われるのですが、彼女はお金に困るあまり、そのバイトをすることにしてしまいます。
　
　そしてそこに乃亜は住み始めるのですが、次々と怪奇現象が起きていきます。
　シャワーから髪の毛が出てきたり、変な夢を見たり、姿見に人の影が映ったり、畳の下から顔がでてきたり、幽霊がインターホンを鳴らしてきたり……などなど、なかなか怖いシーンがたくさん出てきますけど、主人公の乃亜がメンタルが強くて明るい性格なので、なんとか読み進めることができました。

　謎や伏線がちょうどいい塩梅で入っていて…続きを読む

読み（黄泉）はじめはふんふん♪と。そしてはじめはへー。しかし！そのうちゾクゾク。えっ　ちょっと　怖いかも、、