概要
中途半端な力なんて、いらないって思ってた。
【いつものあらすじ】
この世界では、命の力が音を奏でる。そして、音を聞き、力を操る人々がいる。
陽光の国・マセナの町に暮らす少女ナズは、ふしぎな力を持っていた。天を漂う命の音――『アマノネ』が聞こえるのだ。しかし、聞こえるだけで、その力は操れない。そのため、まわりの子たちからは変人だと思われていた。
そんなある日、同じ学舎に通う少女・エミーネがナズに話しかけてきた。彼女はこれから、町の近くの祠の方へ行くという。その祠には、『不用意に近づくと、忘れられた神様にさらわれる』という言い伝えがあった。
姿を消した子供たち。友達になれるかもしれないあの子のための、ささやかな反抗。誰も知らない『国(おり)』への入口。
その先で出会ったのは、おしゃべりな鳥と、色違いの瞳を持つ少年だった。
「私
この世界では、命の力が音を奏でる。そして、音を聞き、力を操る人々がいる。
陽光の国・マセナの町に暮らす少女ナズは、ふしぎな力を持っていた。天を漂う命の音――『アマノネ』が聞こえるのだ。しかし、聞こえるだけで、その力は操れない。そのため、まわりの子たちからは変人だと思われていた。
そんなある日、同じ学舎に通う少女・エミーネがナズに話しかけてきた。彼女はこれから、町の近くの祠の方へ行くという。その祠には、『不用意に近づくと、忘れられた神様にさらわれる』という言い伝えがあった。
姿を消した子供たち。友達になれるかもしれないあの子のための、ささやかな反抗。誰も知らない『国(おり)』への入口。
その先で出会ったのは、おしゃべりな鳥と、色違いの瞳を持つ少年だった。
「私
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