概要
遥かな昔から精霊が隠れ棲む異世界の地球にて綴る、生存の物語
ここ二百年ほど連絡をとっていなかった友人の子孫が悪事を働いているという。
止めてやる義理もないし、やりすぎれば増やした敵に潰されるだけで、俺には何の関係もない話だが、滅びるはずだった彼らを生き延びさせたのは確かに過去の自分だ。責任の一端というものを感じないことはなかった。
それにあいつらの子孫がそんな風になるとも思えない。
一つ様子を見てくるか。
亡霊はそうして十数年ぶりに外へ踏み出すことにした。
※「小説家になろう」にも同名で投稿しています。
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