あとがき

 初めましての方、こんばんは。蜜柑桜と申します。再会の方、またお越しくださりありがとうございます。

 ここまで読んでくださった全ての皆様、シレア国への旅へ御随伴いただき光栄に存じます。

 本作品はアドヴェント・カレンダー企画ということで誕生しましたため、クリスマス仕様となっております。

 はじめは企画参加を迷っていたのですが、シレア国親善大使様に「やらないの?」とお声がけいただきました。また、やるならばシレアの日々各話完結で、と思ってネタを……と思っていましたら、「ウェスペル」の声がお二人から……

 そのおかげで、現実世界のウェスペル登場、まさかのシレア国へ再訪となりました。

 出来得るだけ登場人物を出そうと努め、密やかに好かれているテハイザ王を捩じ込むなどして前半はいつものシレアと異例のウェスペルでした。

 一方の後半、ウェスペル再訪は決めていたものの、予想外に展開しまして……

 シードゥスとの対面とアウロラとの時計のやりとりは、本編に並ぶ重要事項になったと思います。

 思い切って書くことを決め、書き始めて良かったです。とても大切な回を形にできた気がします。その点でも、まずもって本作品が生まれたきっかけ、企画を立案実行してくださいましたくれは様に御礼申し上げます。また、執筆に踏み切れたのは大使のおかげです。ご期待に添えていたら嬉しく思います。

 そして「ウェスペル」とのコメントをくださったお二方、最後のシーンもコメントからのものです。ありがとうございます。

 読者の皆様から「ウェスペルお帰り」等々のコメントに感動して泣きそうでした。感謝申し上げます。

 最終回のアップが二十五日から二十六日に変わる0時きっかりで、ぎりぎり間に合ったことになっていますように……


 すっかり本編ありきで走ってしまうことになりましたが、シレア初で読んでいただいた皆様にはその点、分かりにくく不甲斐ない限りです。ここまでお付き合い頂きありがとうございます。


 長くなってしまいましたのでこの辺で……作品執筆とウェスペル登場のきっかけに励まされました御礼、くれはさまの企画と運営への感謝、また、コンテスト期間にも拘らずコンテスト無関係の本作に時間を割いてくださいました全ての皆様へ、最後に改めて謝意を申し上げます。


 一日遅れましたがFrohe Weihnacht! 🎄

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シレア国、秋から冬へ🎄アドベントカレンダー 蜜柑桜 @Mican-Sakura

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