神秘の森を一人で守るジークの塩対応にめげない魔女っ子リリアーネのポジティブさに、元気もらいました。いや、これは誰だって元気もらえるはず!!
リリアーネの裏表のない「だーいすき!」の直球ストレートに、ジークが背負い込んできた覚悟の壁がどうなるかフフフッ
リリアーネとジークの恋の攻防()だけでも夢中ですが、魔女と人間の恋愛事情が、まさにロミオとジュリエット。断絶した黒い過去に向き合うことになっていく二人の周りにいる個性的なメンツも魅力的。
なにより本作は「育む」という優しい言葉がピッタリ!!
リリアーネとジークの二人の愛。魔女と人間の関係。周りの面々。魔法、錬金術……そして、これから先の未来も育んでいくんだと、素敵な読後感がいつまでも残る本作、ぜひ!!
希少な生物と植物の住まう神秘の森を守るのは番人であるジーク。彼の元に突然、魔女であるリリアーネが押しかけてきます。
ぐいぐいと迫るリリアーネに対して素っ気ない対応のジーク。こんなにも塩対応であるのにリリアーネはめげることなく持ち前の明るさと強さでジークにアピールを続けるのです。
そのアピールの押しの強さは読者を笑わせようとしているのかな?と思うくらいどこかずれているのです。かと思ったら不意にドキッとさせられる場面もあり、それなのに次の瞬間には笑いに転ずる物語の面白さに感情が様々に揺さぶられて気付けばリリアーネとジークの生きる物語の世界に夢中になっています。
リリアーネのジークに対するアピールはどこかずれているのですが、それは物語を読むと納得させられるのです。変態(?)なのにどこか無垢な彼女の「だーい好き」の意味を知る時、私は彼女が更に好きになりました。
この物語は愛しい愛しい物語です。誰かを思う愛の愛しい物語です。
冒頭のコミカルなやり取りから勝手に騙されてしまうくらいにリリアーネという魔女の存在が大きい物語なのです。彼女の眩しさに時折、目を細めながら、シリアスの最中にもたらされる笑いに感情が揺さぶられます。
笑えて泣いて時折、誰かの言動に「もう」と呆れつつも笑いながら楽しめる物語に夢中になる日々でした。
それもこれもリリアーネと、そして私には高貴なお猫様に見えてしまうアルベールの存在が大きいと思います。
物語が進むにつれて明らかになっていく過去と真相はコメディな展開から一転してシリアスへと進む筈……なのですが、ここからは是非、物語を読んで確認してもらいたいと思います。
この物語は笑いあり涙あり、そして温かな気持ちになる物語でもあります。
リリアーネという女性の強さに魅せられ、涙ぐむ物語でもあります。様々に感情を揺さぶられながら私はリリアーネ達の生きる世界に魅せられました。
ぜひ、リリアーネの想いがジークに届くのか、その結末までを見届けてください。
豊かな動植物たちが生きる神聖な森を守り、山小屋でひとり暮らしているイケメン・ジークヴァルト。いつもと変わらぬ巡回中に拾ったのは怪我をした子鹿でもなく、弱った希少な植物でもなく──なんだかやたら鼻息の荒い、猪突猛進タイプな『魔女』だった!?
魔女の名前はリリアーネ。できる限りの塩対応で彼女を元いた魔女の世界へ追い返そうとするも、これがべったり離れない。メラメラ燃える彼女の愛は時にYシャツに落とした醤油よりも厄介で、壁に描かれたクレヨンよりもしつこく(笑)まとわりつき、ジークの生活をドタバタと賑やかしていく。
とはいっても顔はかわいく、健気なところもあるリーネ。その純真さにはさすがのジークも、根負けしそうになる瞬間がちらほら。しかし彼にはどうしても、好きな女性と一緒になることができない理由があって……。
やがて物語は森に棲まう恐ろしい「死霊」たちとの邂逅、厳しい魔女たちの掟、そしてジークたち森番一族が背負う重すぎる運命へと向かっていく──。
***
お話できる動物たちに、瑞々しい緑の描写。突如歌い始めるお姫様が出てきてミュージカルがはじまっても不思議ではないほどの、メルヘンチックな森──。だけどそんな舞台で繰り広げられるのは意外にも、パンチの効いたボケ&ツッコミ満載のドタバタラブコメファンタジーという面白い作品です(笑)
人との生活を避けつつも女に興味がないわけではないジークと、天然と健気さで彼をこれでもかと揺さぶってくるリーネ。ちょっとお淑やかにすればぎゅんぎゅんメンズ心を打ち抜けるポテンシャルを持つリーネですが、猛烈アタックの割に恋愛のイロハは皆無。チューしてください♡とタコのように口をすぼめて伸ばす絵面も似合ってしまうアグレッシブさに、割と雰囲気重視なジークは賢者モードになってしまうこともしばしば(笑)。くそう、じれったい!!
ただ始終ドタバタハプニングばかりかと思いきやそうでないのがこの作者さんの巧みなところ。ふとした瞬間に見せる男女の魅力ポイント(かっこいい、かわいい)をかなりの数仕掛けてくださっているのはもちろん、ふたりがただのラッキーで出会っただけではないという理由づけや伏線も盛りだくさん。
魔女たちが使う「魔法」、人間たちが発展させた「錬金術」という二つのテクノロジーの設定がとてもしっかりしているところや、大きな問題を雰囲気や運だけで片付けない部分などは作者さんの他作品と同じく、ファンタジーながらリアリティがあって好印象。それだけにふたりの間に立ちはだかる谷の深さもまた暗く、相当なものであると感じずにはいられません。ぜひハラハラしながら読み進めていただきたいです。
そして後半はまさしくメルヘンに相応しく、「出会うべくして出会った運命」のアツさを見せつけてくれます。序盤からは考えられないシリアスさと、それを乗り越えるために二人が取った選択の見事さ。最後まで日常ラブコメディ展開だけだったらきっと得られなかっただろう感動と満足感が、ラスト二話でしっかり顔を見せてくれるのがうれしいですね。コメディもシリアスもほしい!というよくばりな読者さんに特におすすめです。
サブキャラたちも個性豊かで、きっとどのカップル()も推せるはず。個人的にはツンデレなイジられ要員アルベール氏の恋を推しています。
リーネが何度連呼したかわからない、「ジーク様だーいすき!」という言葉、そこに込められた純愛の深さに気づいた時、きっと誰しもの心にふたりの幸せな未来を願う想いが生まれるはず。彼女のまっすぐな(やや真っ直ぐすぎる笑)生き方や明るさは、なんとなく息が詰まる毎日に爽やかな風を送り込んでくれるかのようです。こういうヒロイン、すき!
不思議な力が満ちる神秘の森の奥から、なにやら男女が言い合う声が聞こえてきます。
気になった方はぜひ、シルフリーネの森へ♡おすすめです!
天真爛漫・ポジティヴ・猪突猛進! 三拍子揃ってめちゃくちゃ可愛い&応援したくなるのが、この物語のヒロイン・リリアーネ。
舞台は神秘の森シルフリーネ。その森番をする一族の青年、ジークヴァルトの元に突然「だーい好き」と押しかけてきたのは魔女を名乗るこのリリアーネ。
とにかく彼女のお日さまみたいな性格に、読んでいる我々も射抜かれます。
無愛想なジークヴァルトは日々その愛のカタマリみたいな彼女の言動を喰らいつつ、ほっとけないまま一緒に暮らし始めることに。
不思議な力があったり、なんだかんだと面倒を見てしまうジークヴァルト。二人の関係性にはニコニコ頬が緩んでしまいます。
けれど彼はリリアーネの好意に対して「結婚はしない」と頑なで——?
徐々に明らかになっていく、森番の一族の宿命と、滅んだとされる魔女の一族の歴史。
けれどどんな困難も、暗い過去があろうとも、リリアーネが全て吹き飛ばしてしまうんじゃないかと思うほど、彼女はパワフルで明るいのです。
そして全てに向き合い、前を向いて進むジークヴァルトの姿がかっこいい。
研究欲の凄い変態錬金術師、美しすぎる酒場の店主、癖あり魔法使いナドナド……読み進めていけば魅力のあるキャラクターが沢山登場します。会話の応酬だけでとても楽しいのがまたこのお話の魅力。
果たしてリリアーネは大好きなジークヴァルトのお嫁さんになれるのか!?
読んでいるうちに、その魔法のような魅力にすっかり染まってしまう一作です。
シルフリーネの森の番人を務めるジークヴァルトが、助けたのは滅びたはずの魔女と名乗るリリアーネ。柘榴色の瞳をくりりとさせて、杖を振ればリスに小鳥、極上の毛並みの兎にだってお手のもの。
「ジーク様、だーいすき!」と抱きついては、ベリッと剥がされても諦めません。めげません。そんな彼女に絆されつつあるジークには事情があるようで――
コミカルな中にひょっこり現れるシリアスに私の情緒が嘆いたり喚いたりしますが、安定の明るさでリリアーネが吹き飛ばしてくれます。なので、問題ありません。
何か、問題起きたぞ?と不穏な影を感じても、愉快で奇抜な脇役達が絶妙なコンビネーションで笑いの壺にぶち込んでくれます。落ち着いたら、敗けなんです。熱くいきましょう。
コミカルすぎて恋愛どこいった?と一瞬、迷子になりますが、ヒーローの心が何だかんだで一番繊細でセンチメタルです。彼と一緒に心の揺れを感じましょう。え? そんな雰囲気にならない? では、脇役達といっしょに楽しくなじっちゃいます?
こんなに笑って、泣いて、楽しいと思える物語、なかなか出会うことはありません。
可愛くて素敵な二人の幸せを願わずにはいられませんでした。
さぁ、ジーク様。きっとリリアーネさんが全部をいい方へ吹き飛ばしてくれますよ!
神秘なる森に、たった一人で番人として住む青年ジークヴァルト。
そんな彼が森の中で助けたのは、すでに滅びたと言われる魔女を名乗る可愛らしいリリアーネという女性でした。
結婚相手を探しに来たという彼女は、彼のお嫁さんになりたいと猛烈なアピールを開始します。
時にかわし、時に自分へと抱き着く彼女をベリッと引きはがし、日々熱烈なプロポーズを断り続けても、彼女はちっともめげません。
その明るさと献身ぶりにジークヴァルトは次第に気持ちをゆるがせるも、心にあるのは結婚をしないという自身の誓い。
森の番人としての役割、自身へと降りかかった悲しき出来事。
次第に明らかになる彼の過去をリリアーネは知っていくことになります。
そして同時にジークヴァルトも、魔女の一族が滅びたとされる理由を知ることに。
互いの過去や事情、それらを知った彼の、彼女の進む道とは?
テーマとして重い部分もありますが、彼ら二人の軽快な会話や、二人を見守る友人たちとの繋がりを楽しんでいるうちに、いつの間にか自分も森の中で彼らを見守っているような気持ちになっていくのです。
果たしてこの二人は結ばれるのか?
さぁ、皆さま。
共にそれを見届けてまいりましょう。
とびきり明るい気持ちになれる恋愛ものをお探しの方に、お勧めしたいのが本作です。
神秘の森・シルフリーネの番人を務める男・ジークヴァルトは、行き倒れていた魔女・リリアーネを救ったことがきっかけで、彼女から熱烈なアプローチを受け続ける日々が始まります。
ジークヴァルトを「運命の伴侶」だと思い込み、手を変え品を変え猛アタックを繰り返すリリアーネは、まさに押しかけ女房そのものです。どんなにジークヴァルトから袖にされても、決してめげない・引かない・揺るがない姿には、眩いほどポジティブな笑みが似合っていて、天真爛漫という言葉を体現しているヒロインの前向きな言葉は、まるで読者を自然と笑顔にさせる魔法の呪文のようでした。
けれど、ジークヴァルトだけは、彼女の魔法にかからずに、アプローチを受けても靡きません。なぜなら、彼には「大切な人を作れない」理由があるからですが――寡黙な彼が人知れず背負った過去と思いを、丸ごと包み込んで抱きしめるような優しさが、二人が積み重ねていく言葉の端々から滲んでいて、瑞々しく芽吹いた野花が森を彩るように、物語に穏やかな温もりを灯しています。大切な人を幸せにしたい、これからも隣に居続けたいと願う気持ちが、日々を生きていく確かな力になることを、二人の絆が読み手に伝えてくれるのです。
猪突猛進でチャーミングなリリアーネの想いは、果たして不愛想で頑ななジークヴァルトの胸に届くのでしょうか。ぜひ、神秘の森・シルフリーネへ飛び込んで、二人の恋路を見守っていただければと思います。とってもコミカルで時々シリアス、けれど二人ならきっとハッピーエンドにたどり着けると確信できる物語が、あなたにも笑顔の魔法をかけてくれること間違いなしです!
押しかけ女房という言葉がありますが、もしかして本作のヒロインのために生まれた言葉なのでは?
なんて思っちゃうくらい、ヒロイン・リリアーネは大好きな男性・ジークに猛烈アタック。もうね、逆プロポーズなんて言葉が可愛く思えますよ。愛してるのマシンガン。ジークのハートも穴だらけ……
……とはいかず。
カタブツ男子である彼はその愛をかわしまくり、弾きまくります。ジークはジークで背負う過去があるのです。女性を愛することができない、生半可ではない理由が。
しかしリリアーネの方も負けてはいない。マシンガンをガトリング砲に換えて撃ちまくります。そのうち対物ライフルでも取り出すんじゃないかという勢いのラブコール。ジークの鉄板ハートを撃ち抜けるか……?
そんなラブコメ色の強い本作ですが、世界観はかなりしっかり作り込まれています。そこに作者の描写力(心情描写と風景描写を重ねるのが上手い作者様なのですが)も相まって味わい深い作品に。ラブコメ色とシリアス色、一見すると相対するふたつの概念がうまいこと同居している。緩急、っていうんですかね。それが巧みでただただ「ヒロインが愛を叫んでいる」だけの作品じゃないところが魅力のひとつです。
そしてリリアーネの方にも涙なしには語れない、ジークを愛する理由が。
とても深いところで結ばれている、だけど片方が強火すぎて焦げついている、そんな男女を見たいあなた!
ぜひ本作を。
そして憧れの男性へのアプローチに困っているあなた。リリアーネを見習って「愛してる」のガトリング砲をお見舞いしてあげましょう。
大丈夫、この勢いで迫られたら、普通の男性なら蜂の巣にできますから!
空いた穴は、あなたで塞いで。
「ジーク様のお嫁さんにしてください!」
ヒロイン・リリアーネのこのセリフが、作中でいったい何度出てくるのか。
鉄板ギャグのごとく繰り返される求婚こそ、実は本作最大のキーなのです。
押しかけ女房さながら、森の番人・ジークヴァルトの家に転がり込んだ魔女・リリアーネ。
どれだけ拒まれても、どれだけ怒られても、1ミリもめげることなく大胆果敢にアタックを続けます。
もはや鋼を通り越してダイヤモンドのメンタルです。それはもう永遠の輝きのごとく光を放っています。
これだけ執念深い(?)ヒロインでも、全く嫌な印象にならないのがすごい。
いつでもフルパワーのポジティブで、いつでも真正面から体当たりし(※文字通り)、しかしジークの示したルールはきちんと守る。ちゃんと彼を尊重しているのです。
ジークがリーネに掻き乱されることにも慣れてきた頃、我々読者もまたすっかり彼女のハイテンションハッピーパワーの虜になっていることでしょう。
なんだかんだで徐々に絆されていくジークですが、伴侶を作るわけにはいかない深い事情がありました。
しかし当然、我らがリーネはそんなものに屈しません。むしろ彼の背負ってきたものごと包み込んで、人生を明るく楽しく共に歩む覚悟なのです。
ここまできたら、誰もが思うでしょう。
ジークはリーネと結婚して幸せになるべき、と。
はたして二人は、悲しい過去の歴史や運命を乗り越え、ハッピーエンドを迎えることができるのか。
読むたびに元気をもらえる楽しいお話です。ぜひご一読ください!
森番であるジークの元に突然現れた魔女リリアーネ。彼女はジークのお嫁さんになるべく彼に猛アタック! ジークは塩対応するも、彼女との暮らしに次第に心絆され……
てるの!?
そうじゃないの!?
リリアーネの明るい(ちょっぴり変態的)キャラクターとどこまでもクールな生真面目男ジークの対比が効いてます。自分を曝け出してジークを追い回すリリアーネに、頑なに森番としての苦い経験から妻帯を拒むジーク。
正反対に見えるふたりですが、ストーリーの端々から共に性根が善そのものであることがわかります。それがふたりがお似合いの理由であり、また安心して読み進められる要素なのだなぁ、と感心されられました。
読み進めるうちに、ふたりともそれぞれ重みのある過去を背負って共にいることがわかるのも、ただのドタバタファンタジーで終わらせない筆者の心意気を感じて、とても心地いいです。
ふたりにしあわせあれ。
でも、死ぬまでこのふたりにはドタバタ攻防戦を繰り広げてほしい気も……ちょっとしますけど、ね!!
希少な生物や植物が住まう神秘の森シルフリーネ。その森の中で一人住んでいた、番人・ジークヴァルト。彼はある日、森の魔女であるリリアーネに「貴方のお嫁さんにして下さい」と、強引に押しかけられてしまいます。
ことあるごとに「結婚しましょう」とジークヴァルトへ一方的にぐいぐいと迫るリリアーネ。彼女にドン引きしつつジークヴァルトも、次第にまんざらでもない想いを彼女に対して持つようになっていきますが、中々受け入れようとしません。彼女を頑なに拒む彼には、ちょっとわけがあるようで……。
そんな二人を取り囲む、個性豊かで魅力的な登場人物達。リリアーネのライバル?ともとれる人物もいるとかいないとか!?
巧みな言葉遣いと、テンポの良いストーリー展開もあいまって、すいすい読めてしまう面白さです。
好きな人のために暴走してしまうリリアーネの健気で一途な姿に、惜しみない拍手を送りたくなります。
「恋のフーガ」のような掛け合いをするこの二人、めでたく結ばれる日は果たして来るのでしょうか?
皆さん、この二人の恋の行方を是非一緒に追いかけてみませんか?
押しかけ女房さながら結婚を迫る森の魔女リリアーネは、クール無愛想でそっけないジークのお嫁さんになりたい……
と、文字で見ると静かですがこのリリアーネ、ぶっ飛びすぎていて何をやらかしても「結婚しましょう」に持っていけるパワーの持ち主。
だからと言って、全く嫌悪感を抱かせず、むしろ可愛いです。もう笑っちゃうくらい強引なのですけれど、可愛いです。
ジークも無愛想と書きましたが、素はとても素敵な優しい好青年。
コミカルに進んでいく本編は、中盤を過ぎたあたりからややシリアスになり、ジークの秘めていた事柄が明かされ……
シリアス&コミカルがバランスよく、読みやすくて面白いです。
そしてお話に彩りを加えているのはそれぞれの登場人物たち。
ジークを取り巻く周りの人々もぶっ飛び過ぎていて、気づけば「あれ? 普通なのってジークだけなのでは?」(褒めています)と思ってしまうほど。キャラが立つってこういうことを言うのでしょうか。
結月花さんは地の文章もお綺麗なので、小説の文章を味わうにもいいですし、漫画で読みたいな、と言う気持ちもしますし、
シリアスが好きな方にも、笑いたい方にも、おすすめです!
森の中で行き倒れてしまった魔女・リリアーネを助けたジークヴァルト。リリアーネは毎日かいがいしく、ジークヴァルトのお世話をしに来るようになりました。
料理、洗濯、お風呂の準備など、いたれりつくせり。頼んでもいないのに恩を返しに来るなんて健気……と思いきや、実はお婿さん探しの途中だったリリアーネ。ジークヴァルトに結婚を迫るのでした。
好きすぎるあまりに暴走してしまうリリアーネと、彼女に振り回される不器用なジークヴァルトのかけあいが微笑ましいです。
敬語を使いつつもぐいぐい来るヒロインは新鮮で、すぐに惹き込まれていきました。
倫理観がぶっ飛んだリリアーネに、ジークヴァルトはいつ陥落するのか。とんでもない押しかけ女房っぷりに頬を緩ませながら、可愛い二人を見守っていきませんか?