概要
聖剣よりも俺の拳の方が強い。
聖剣を引き抜き勇者として世界を救わんとしていたアレイン。しかしパーティーメンバーの一人である聖女が突如「アレインは聖剣に選ばれていない。勇者を騙る偽物である!」と糾弾し、真の勇者を連れてくる。偽の勇者としてパーティーを追われるアレイン。しかし、彼は聖剣が無くても最強だった。聖剣はその有り余る力によって、無理やり引き抜き言うことを聞かせていただけに過ぎないのだった。むしろ嫌がる聖剣を押さえつけるために、聖剣を持っていると能力が下がる始末…。聖剣というデバフをなくし、真なるチートとなったアレインは、変わらず世界を救うための旅を始める。立ちはだかる竜や魔族たちをワンパンしながら…。
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- ★★★ Excellent!!!剣を握れ、誰かのために。拳を握れ、世界のために。
聖剣を引き抜いて勇者となったアレイン。
パーティーメンバーとともに魔族を退治していたのだが、ある日聖女クレアから「偽物」と断罪され、追放される。
だがアレインは一向にお構いなしだ。
なぜなら、アレインは聖剣を強引に引き抜き、無理やり従わせて魔族を退治していたのだから。
聖剣がないほうがむしろ戦いやすいとばかりに、追放先のエルフの国では竜を素手で殺す始末。
むしろ「聖剣邪魔だった」彼は魔族を退治するためにエルフの姫君シンデリカとともに旅に出る。
そしてその旅の中で、なぜ魔族退治にこだわるのか、彼が願うものがなんなのかが徐々にわかってくる。
同時に。
なぜ彼が偽勇者としてパーティーから…続きを読む