Iblim外伝　「潰滅の騎士」

悪魔の世界とは過去、現在、未来のどこに位置するのかは分からない。
この世界には邪教徒が多すぎた。
何度潰せども、邪な人間は地は這い出てくる。
世界を支配する教会は一つの政策を行った。
審問の鎧。特定の異端審問官へと与えられた甲冑であり、特徴として鎧の一部が拷問具へと変形し、捕らえた邪教徒をすぐさま刑罰へと送り込む事が出来る。
被告の罪が明白となった場合は「火刑」を行う事ができ、さらなる力を開放した拷問具で炭へと化せる。
その部隊に少年少女が集められた。
少年審問官と称される、教会のとっておきなのである。